漱石山房記念館へ行きました・・・寄贈もして♬ | しのぶのブログ

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主に趣味に関したことと日々の出来事を時々書いています。萬収集家しのぶのブログです。

正月明けの4日でしたが親父は有休でしたので、かねてから行きたかった早稲田南町7番地に昨年9月24日に開館した「漱石山房記念館」へ行って来ました。

自宅からJRで東京駅へ出て、そこから地下鉄の東西線大手町駅から早稲田駅まで行きました。


漱石山房1



親父が敬愛する明治の文豪夏目漱石ですが、その著作は殆ど読破しましたし、実はいま生やしている口髭は漱石先生を真似て生やしたのであります・・・似てませんが(笑)


漱石山房2

それに今日は一つ用事が有りまして、親父が20年前位に都内の古書店で手に入れた、漱石先生の弟子である小宮豊隆氏が書いた葉書を寄贈することにしたので持って行ったのです。



漱石山房4

初めて行くので道順がさっぱり分かりませんでしたが、早稲田駅を出て左へ行って3つ目の交差点「弁天町」を右折して最初の信号機を右折して、10分位で到着しました。



漱石山房3


閑静な住宅街に真新しい記念館が有り、よく見ると建物の中に漱石山房のベランダがスッポリ入っている造りでウキウキしました♬

このベランダ部分は当時の漱石山房の写真で現在も残っているもので、ベランダでくつろぐ漱石先生の写真もあります。





漱石山房5


漱石11



館内に入り受付の女性に来意を告げると、階下の事務所へ行くように言われたので下りて行きました。

事務所に顔をだして挨拶して待っていたら、館長のSさんが来てくれまして私の寄贈する小宮豊隆氏の葉書を見ました。

実はこの葉書の文字は達筆過ぎて親父には解読不明(宛先と差出人と少しは読めたけど!)だったのですが・・・そこは漱石山房記念館の館長様です。数分間葉書を読んでいて「あ~なるほど、え~とですね!」と言いながら概ね7割位解読して読んでくれました。




漱石山房6


それで結局親父の持込んだ漱石先生の中でも特に漱石を神格化していたお弟子さんである小宮豊隆氏がフランス文学翻訳家だった前田晃氏へ宛てた葉書を受取って頂きました・・・解読もせずに親父の書斎に20年間も眠っていては宝の持ち腐れです~(笑)

それでこの寄贈に関しては後日、新宿区役所から書類が届くので宜しくとのことで、本日はわざわざ持参して下さりありがとうございました・・・で記念館の「招待券」を頂きました♬



漱石10



ありがたく「招待券」を頂きましたが、既に上の受付で買ってしまったので、この「招待券」は次回ということで、親父は初めて来た漱石山房記念館を楽しんで帰宅しました♬



漱石山房9


新年早々に文学の匂いのする親父でありました・・・えッしないですか?そうですよね(笑)