瀬戸内考古学研究会の新年会に顔出しした | しもちゃんのブログ

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遅ればせながら、おめでとう御座います。今年もよろしく。

標記の研究会の新年会に顔出ししたら25名くらいが、賑やかに新年を寿ぎ、研究会のこれからを願って、バカバカしい話に盛り上がっていた。こういうときは皆元気だ。何と夜9:00から看板の翌日1時ごろまでへばりついてはなれないのだからな。

もっとも、夕刻からきっちり、研究会をやってのあとのことです。

その日のテーマは山陰発の甑型土器について。その日の演者は甑型土器だから甑だろうと言われたものに対し、かって出土状態や土器に残された割れ、擦痕からロープワークを想定し、これは甑ではなく、梁などから火床の上につり下げるものとかって発表していた。

 ところが、最近、韓国などでこれらに似た土製品が組み合わせで円筒状にし、排煙具として使われた例が出土したので、それとの関係をどう整合的に考えたらいいかということで再検討した苦心中の作の発表でした。韓国例のほうが新しく、列島得意の外国からの伝播でホイといかないところが苦心のネタでした。

いづれ、公になることでしょう。