再び、愛媛今治の龍の図 | しもちゃんのブログ

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今日は簡単な龍の図クイズです。


まずは写真を見て下さい。この図は弥生後期の初から中頃の列島各地の龍を比べたものです。

中国で想像上の動物(神)として生まれた龍は大きくS字状にたわむ頸から頭、長い胴体、目、角、ひげ、爪持ちの前肢、後肢、長い尾などを持っています。



どれが一番龍図に近く、どれが一番遠いか番号で示して下さい。


因みに①大阪池上のこりゃなんじゃという龍 ②北部九州は唐津桜馬場出土の方格規矩四神鏡からとったものですから中国人が書いた龍です ③愛媛今治新谷 です。

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従って答えは②→③→①となります。


全国紙A新聞の某氏のコメントによれば「・・北部九州や関西だけでなく四国の今治地域が当時、大陸文化の情報をより正確につかんでいたことを示す画期的な証拠だ」そうだが、そんな浅いコメントをだす某氏ってお馬鹿さんじゃないの。


ほら、この図を見れば判るように、大陸情報の掌握にはこれほど地域差があるんだよ。大陸情報の濃さの西から東への地理傾斜があることが判ったんだよ。そこに瀬戸内海の存在価値があるんだけど、大阪本社からしか愛媛を見ない某紙の記者魂が透けてみえて面白い。


もっと正しく書いて欲しいな