釜山大学校は金剛山の麓のかなりの傾斜地に立地するが、以前にちょと紹介したが、大學は構内を流れる自然渓谷を保護区として、整備と利活用を測っている。
釜山大学校博物館の両則を流れる小渓谷を「ミレネ渓谷」(mir-dragon,nae-stream 龍の流れ)と名付け、保護区域を設け、流れ沿いに木道を設け、岩石状態(花崗岩)、植物の特色、動物(とり、りす、もろこ)などを写真付で紹介、解説している。
韓国の大学は日本の大學に比べてひろびろとしており、高台や傾斜地に立地することが多いので、眺望もグッとよいだけでなく、こうした大地の恵みを取り込み、豊かな構内環境を創造するだけでなく、現代における環境への姿勢を大學が示すなんて素敵じゃないか。
翻って日本の大學は敷地が狭い上に、やたらと箱物を作り、隙間はコンクリ-トだらけ。箱物の間の庭もコンクリート仕上げで、一見奇麗に見せてるが、まあスラムですね。
自然・文化の豊かさの上にたつこころの豊かさと言う観点がない。そういえば、「知、知・・」とは言うけれど、「こころ」なんては言わないモノ。教師もなにがしかの知識をちょこっともってるだけで、腹、心なんてもってるのは極少数。すぐに保身と自分の損得ばかしに熱中するばかりの寂しさ。
これでは情緒不安定な神経障害の子が続出するのは当たり前だろう。その解決策としてすぐ箱物で対処しようとする脳のなさ。大學と言えども発想もやることも土建社会だよ。つまらないね。
こんな風だから、市民との約束を破って、無断で文化財保護区域(文京遺跡)を駐車場にして平気顔。
ちったあ、釜山大學校の
西側のミレネ渓谷
渓谷沿いの木道
そこに住む動物の紹介と説明
爪のアカでも煎じて飲んだらどうだ。
昨年は博物館の西側の流れの整備をみたが、今年は東側の流れの整備が行われていた。釜山大學校が独自に行っているそうだ。継続的にやっているところがいいね。
ジオパークと言えば、県内でその指定を狙う行政もあるが、問題が多いね。銭儲けしか頭に無いんだから。