久しぶりの柳井茶臼山古墳 | しもちゃんのブログ

しもちゃんのブログ

ブログの説明を入力します。

国史跡山口県柳井市の茶臼山が整備を終え、共用が始まって14年ほど経つそうだ。


10年振りによってみた。整備そのものは変わっていなかったが、柳井水道と古墳分布の野外模型など親切されていてこの古墳の地政学的意味がよく判る。古墳の立脚基盤をなんでもかんでも平野論で解釈する向きがあるが、ここにたつとそんな一元的なものでないことがよくわかる。


月休みの無料の資料館があるが、そこの係の人の案内(説明)ぶりはなかなか好ましいモノでした。専門家ではないようであるが、それだけにみんな目線で、自分で理解したことを会話的に話してくれて、かしこまらず気を楽に話しながら観覧することができた。切符を売るのが仕事と決め込んでいる施設が多いが、もったいないね。基本はホスピタリティをもって臨むかどうかでしょう。」
しもちゃんのブログ 埴輪は海側に厚く樹立されているんだって


墳丘には17X個の復元埴輪が樹立してあるが、めずらしくも近頃はほとんど損壊を受けることはないとこのこと。まったくご同慶のいたりですね。埴輪は実物の二倍の厚さに作ってあるとのこと。ただ時にアベックが資料館屋上の展望所で不埒なことに及んだりした痕跡があるらしい。


柳井港のほうから接近したが、以前(10年前)は港近くから墳頂の一部が望見でき、それを目安に行けばよかったが、周囲の木々が生長したのかまったく見えない。勘便りでなんとか到着したが、結構道が様々あってアクセスが難しい。帰りに表示などを探すと、結構処々にあったが、駅や港などスタート起点に表示が無く(駅前には大きな地図がありそれには古墳の位置が表示てあるが、どの道かがわからない)、表示地点の存在するところに到達するのが難しい。ここらが課題でしょう。


しもちゃんのブログ かっての柳井水道を復元し古墳を配置、海島だらけのところに大形古墳が集中、この模型の向こうに実物が展開。