ひさし振りに土井が浜、綾羅木訪問 | しもちゃんのブログ

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先週半ば、表記の箇所に行ってきた。


土井が浜(平成合併で今は下関市、下関からJRで1時間15分もかかった)はアー寒かった。小雪が強い風に舞い踊り、身をいじめる。ここは確実に日本海だな。


目的はここを弥生初期の渡来人上陸地とする考えがあるが、それをもたらされた道具から検証するため。


結論から言うと無理。韓半島のそれと比べて、まず品種がチグハグ、製品は低質なものがあり、システマ化されている韓半島の道具組成が伝わっていませんでした。


そのあと、綾羅木郷の考古館に行ってきた。梶栗浜郷なる新駅ができていて、JR利用では綾羅木駅よりづっと近い。駅には陶ケンのモニュメントなどを置き、なんとか考古館や史跡によってもらおうと努力していた。


当然、ここの展示も久しぶり。展示室に入ったメイン展示は写真の土器の階段展示であるが、当初は少し新鮮に感じたが、もう賞味期限が過ぎたよな。だって、デザイン以上の意味は無いのだから、デザインはいつまでも持たないよな。


このデザイン展示、土器の量で驚かそうとしてるだけで、中身がない。量の集積は質に転化するというのは弁証法であるが、土器を集めただけでは駄目。


この遺跡、膨大な弥生貯蔵穴の存在が評価されての国史跡であるはずなのに、この展示館、遺跡のことはさっぱり判りませんね。遺物ばっかりで、方法としても古くさいんじゃない。
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オオ寒、小寒ノ土井が浜の傍の田んぼ、あまりの寒さに昼食時に熱燗をチョット
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何を伝えようとしているのかな、イッパイ有るぞというところかな