はーい引き続きオタクです。
ディスプレイ見てたら気持ち悪くなってきた。画面の輝度上げすぎてた。
設楽に夢中で気がつかんかった。うえ。
[大迫・設楽世代]続き
◯大迫傑
5000m公認記録 13分20秒80(日本人学生歴代3位)
10000m公認記録 27分38秒31(日本人学生歴代1位)
ハーフマラソン 1.01.47(日本人学生歴代6位)
所属:日清食品グループ
大迫傑は、[大迫・設楽世代]のまぎれも無いトップ選手です。1番の男ですね。
2年生時に佐久長聖高校を全国高校駅伝初優勝に導き、名門早稲田へ入学。
いわゆる陸上エリート。天才です。アンタッチャブルな天才キャラ。そしてイケメンです。
↓こういう人です
箱根で走るのは多くの学生の夢なんですけどね、大迫君は早稲田時代からすでに目線が世界に向いていて、オリンピックの最終選考でわずか0秒38に泣くとか、もう箱根どころじゃねえよ!的なねそういう視野を持っている人で。
才能もはんぱないから、チームと離れて一人別メニューだったり、キャプテンなのに長い事外国で合宿に参加したり、規格外のスターさんでした。
だから、いわば箱根には全然あわせていないんですよね。
でも天才だからやっぱ活躍しちゃうんですよ。箱根にかけてもいないくせにw
とゆう、私的にはどっちかっつーと悪役的な・・ジョーカー的な存在でした。
ここ数年の箱根は東洋、駒沢、早稲田、日体大、明治あたりが上位争いをしているんですが、
早稲田がトリッキーな仕掛けをしてくるんですよ。
早稲田は他の大学と違って、スポーツ推薦で入学できる選手は1~3名。
他大にくらべてスカウトの点で大きなかせをはめられている中で選手を育成していかなければなりません。
だから、普通にやっちゃあ勝ち目がないんですよ。駒が足りないんですから。
てことで渡辺さんはいろんなことを考えてくるんですが、その中でも大あたりの奇襲戦法が
「大迫傑を1区に起用。ライバルをぶっちぎっちゃえ作戦」です。
●大迫傑 箱根駅伝戦績
87回 1区区間賞
88回 1区区間賞
89回 3区区間2位
90回 1区区間5位
箱根の戦い方にも流行がありまして。
87、88回大会は東洋の柏原の影響が大きくて、山を制した大学が勝つ的な風潮があったんですね。
あとは基本的なセオリーとして、2区、5区、9区が重要的に言われてたんですけど(今は違いますよ)大迫くらいの実力者であれば、2区に起用が常識的だったんですよ。
それが1区にぶつけてきやがりまして。
結果大迫さんは2位以下に54秒の差をつけてぶっちぎり(東洋は約2分離される)、その後レース展開はいろいろありましたが、結果早稲田が優勝したんですね。
この年、優勝できれば東洋は三連覇だったので、非常に「ぐぬぬ・・」となり、
(東洋は2位。早稲田とはわずか21秒差の敗北だったのです)1区で約2分はなされてしまったあのインパクトがなかなか拭えませんでしたね。
88回、90回にも1区エントリーでして、現在の1区からエース級を投入するハイスピード駅伝のスタイル、戦法を決定づけた選手でしたね。ああこわ。
あくまでも駅伝メインじゃないので、ニューイヤーは出てこないのかしらと思ってましたが、エントリーされているみたいですね!
所属はこれまた名門日清食品グループ、どこまでもエリート街道突っ走られますねえ。
何区で出てくるんでしょうか・・非常に恐ろしいです。
設楽兄弟は大迫のライバルっていうか・・おそらく今はライバルとして認識もされていない(だって彼のライバルはアフリカ人だから)かも・・だけども、それぞれが目標の一つにしているであろう東京五輪では枠を争うに違いありませんから、そういう先の楽しみも含めて、注意深く彼を見ていきたいと思いますです。
↑これは88回大会2年生時のときのちぎりw
途中までコバンしてる日体大の子が次に紹介する服部翔大くんでございます。
◯服部翔大
5000m公認記録 13分37秒64
10000m公認記録 28分22秒79
ハーフマラソン 1.03.54
所属:ホンダ
服部翔大。
埼玉栄という名門校出身で、高校生時代は同県の設楽兄弟率いる武蔵越生高と
(埼玉栄としては「は?武蔵越生?」って感じだったと思う)全国大会出場切符を分け合うなどつばぜり合いを演じ、現在でも都道府県駅伝でチームメイトとして一緒に戦うなど、設楽兄弟を語る上で欠かせないライバルキャラ。
彼もなかなかドラマチックな学生駅伝人生でして。
●服部翔大 箱根駅伝戦績
87回(1年) 3区区間2位
※日体大総合10位シード権をぎりぎりで掴む
88回(2年) 1区区間2位
※日体大総合19位 シード落ち。
このとき、来年からキャプテンはお前だと監督に任命される。
89回(3年) 5区区間賞
※日体大総合優勝 3年生キャプテンとしてチームを率いる。
記録的な大暴風の中5区で東洋大を捕え抜き去り、3代目目山の神と称される。
90回(4年) 5区区間2位
※日体大総合3位。5区区間賞の設楽啓太に1秒差の区間2位。
相手が見えない中での1秒を争う戦いにはシビれました。
すごくないですか?
面白くないですか彼の駅伝人生。これ、ドラマになりますよね。
4年の中で、シード争い、予選会、優勝、大暴風の5区とか経験豊富すぎますし、
日体大というガチガチの体育会で先輩がいるなかキャプテンやれって何考えてんだ別府監督!(まあ結果として正解でしたけど)
別府監督のキャラがねー、イマイチ頼りないっつーか、説得力が無いんで、その説得力を服部に求めたんじゃないだろーかと密かに思ったよ私はあのとき。
もともとストイックそうでしたけど、この一件でさらに自分を追い込むしかなくなった彼はそっからまた確変しました。
キャラ立ちという意味でもそうだし、やっぱ大学に2~3人立ったキャラがいると華やかさ(注目度)も違ってきますしね。そういう意味ではGJなのか・・別府監督・・?
あの89回大会の大暴風も、もしかしたら神様から服部翔大への、試練と背中合わせのギフトだったのかもしれませんね。(大暴風がなかったら東洋が優勝していたはず←東洋オタの繰り言です)
まあこのような苦労が多かったためか、彼には徳をつんだ偉いお坊さんのようなオーラがあるんですよ。
静かで力強い強さがね。ほんと、不気味ないい走りすんですよw
でもインタビューとかはとてもいい、好青年でね、私は好きですよ。
彼はこれから悠太と一緒にホンダをもり立てていく訳で。
ホンダ、強くなっちゃうんじゃないの~とwktkしております。
気迫のこもった彼の走りを期待しましょう。