今年はまだ一度も東京に雪が降っていないとブログに書き込んでいた方がいましたが、私が10年程前に東京出張時に雪が降ったことを書いてみたいと思います。

 

10年ほど前のことです。

 

職場の研修制度を利用して、都内で開催された研修へ参加しました。

 

主催は文部科学省で、3日間のスケジュールだったと記憶しています。

 

東北新社の中島信也さんの講演が聞きたくて、この研修に参加したのが正直な理由です。

 

中嶋さんは、日清のカップヌードルやサントリーの伊右衛門などのCMを制作してきた方です。

 

資生堂の90秒のイメージCMも手掛けています。

 

映像制作や写真撮影をしている自分にとってはあこがれの存在で、講演を聞くことができただけでも大満足です。

 

研修の中日に交流会が行われ、研修会場のあるビルの地下にあるレストランで軽く一杯となりました。

 

残念ながら中島さんの参加はありませんでしたが、研修会の参加者のうち気の合う方と軽くお酒を飲みました。

 

 

あいにく、この日の天気は雪。

 

秋田県民としてはなんてことのない3センチくらいの雪でしたが、都内はこれで大騒ぎ。

 

交流会がおひらきになると、みんな足早に帰り始めました。

 

私はというと新橋駅まで徒歩で移動し、電車とホテルの送迎バスで宿泊していたホテルに移動です。

 

駅に向かう途中、ちょっとした坂で転んでいた人が数名。

 

私は、グリップ力のあるスノーブーツを履いていたこともあり、雪道に慣れているということもあり普通に歩けました。

 

ただ、困ったのがここからです。

 

ホテルの最寄り駅までは、遅れは出ていたものの電車が動いてくれました。

 

ところが、ホテルの送迎バスは時間になっても来ません。

 

30分ほど待ったのですがバスは来ず、タクシーに乗ろうと思ってもタクシーが来ません。

 

結局は、地図アプリを頼りに2キロほど歩いてホテルに行きましたが、ふだん歩かない車人間としては疲れました。

 

ホテルの送迎バスは、雪のため大事を取って運行しなかったそうです。

 

翌朝になり、雪はもう消えて道路が濡れている程度でした。

 

送迎バスが使えなかったお詫びにとホテル内のカフェで使える珈琲チケットをいただき、コーヒーをもらって送迎バスで駅まで送ってもらいました。

 

この研修は、今まで受けた研修の中で2番目に役だった研修でした。

 

中嶋さんに会えたのが何よりうれしかったです。

 

そして、今までで一番の研修はというと、ISO14001の審査員資格を取るための合宿でした。

 

月曜の午前10時ころに研修所に入り、土曜日のお昼までしっかり勉強させられ、発表もして、試験も受けました。

 

地獄のような6日間でしたが、本当に勉強になったと記憶しています。

 

前職時代もそうでしたが、今の仕事についてからも研修にはよく参加しています。

 

最後の最期まで勉強していきたいなと思っています。