私が小学生のころだから、40年以上前のこと。
池中玄太80キロというドラマが放送されていました。

主演は西田敏行さん。
釣りバカ日誌でも有名になった方。
この西田さんの訃報に接し、思い出を少し書き残しておきたいと思う。
池中玄太は通信社に努める鳥の写真が得意なカメラマン。
キヤノンのF-1にモータードライブをつけて、白い望遠レンズで鳥の写真を撮っていた。
モータードライブを装着したカメラで写真を撮る姿はカッコよく見えた。
この池中玄太に憧れて一眼レフを買ったのが中学2年ので、あと数か月で修学旅行という時期だったと記憶している。
お金を貯めて買ったのはキヤノンのAE-1+P。
F-1は高すぎて買えなかった。
高校生になって写真のアルバイトをするようになり、モータードライブや交換レンズ、ストロボなどを購入した。
それからというもの、ずっと写真を撮り続けている。
視力の関係でプロの道は断念したが、自分の作品を作りつつ、写真事務所の仕事もときどきしている。
いろいろと書いてきたが、池中玄太がいなければ私が写真を撮ることは無かったと思う。
池中玄太に感謝するとともに、西田敏行さんのご冥福をお祈りしたい。