東日本大震災が発生して、2日ほど停電が続いた。
そこで、いろいろ困ったことが起こったことを記憶している。

まずはイベントの中止の連絡。
お弁当などを注文していた業者さんは、すぐに連絡が取れキャンセルを伝えることができた。
困ったのは参加を予定していた方々への連絡。
電話がつながったのは、30人中10人ほど。
連絡がつかなかった方へは、見回りを兼ねて訪問しながら中止を伝えた。
自宅にいなかった方へは手書きのメッセージを残した。
幸いにもカーナビが使えたので、訪問は半日ほどで終了した。
見回りしていて気づいたことは、その都度、役所の担当に伝えた。
役所も電話が繋がらないので、担当の携帯へ直接電話した。
その後に、給油のためにガソリンへ行ったら、停電のため休みだった。
スーパーに立ち寄ると、食品、電池、ろうそくなどはほとんど売り切れだった。
最後に実家に立ち寄った。
当時、理容店を営んでいた実家は、反射式ストーブをつけて、お店を営業していた。
ドライヤーが使えないと言っていた。
ご近所のおばあちゃん達が集まり、昨日の地震の話しをしていた。さすがにお客さんはいなかった。
いったん職場に帰り、報告と今後についての打ち合わせを行って帰宅した。
これが、東日本大震災後の停電で起こった困りごと。
2日ほどで停電は解消されたが、停電していた間は不便な生活を強いられた。
今となってはいい経験だったと思う。
この経験を活かしていきたいと思う。