東日本大震災。
あれから12年が過ぎようとしています。
忘れもしない2011年3月11日、午後2時46分。
私は出向先で2日後のイベントの準備をしていた。
そこで聞いた緊急地震速報。
その直後の大きな地震。
建物などに大きな被害はなかったが、しばらくは停電が続いた。
自宅に帰り、反射式ストーブでお湯を沸かし、赤いきつねを食べた。
電気のない生活の大変さが身に沁みた。
その後は、少しずつ日常が戻ってきたが、しばらくして岩手県の沿岸部に行く機会があり、あまりの惨状に言葉が出なかった。
たまたまその日に、菅総理の視察があったらしい。
そのために、通常の復興事業をストップして対応にあたる自治体の職員や自衛隊員、警察官を見て、なんか間違ってると感じた。
今となっては、すべてが思い出になっている。
しかし、経験という財産もできたはず。
1年に1度、あの日を思い出し、これから起こるかもしれない不測の事態に備えたい。

