私たちがクリニックを始めたとき、基本的な方針のひとつに唯一無二の治療を掲げていた。

 

これは、どこでもやらない治療をやろうということ。

 

 

まずひとつ目の唯一無二の治療はリンパ浮腫。

 

この治療を専門的に行っているのは、総合病院の一部くらい。

 

医師が積極的に関与して保険適用(一部)で治療を行うのは、県内でもうちのクリニックくらい。

 

このリンパ浮腫外来は、クリニックが開院してから1年くらいはほとんど患者さんが来なかった。

 

本当にニーズがあるのか悩んだ時期もあったが、今は車で1時間以上かけて通ってくれる方も出てきており、続けてきてよかったなと思っている。

 

(写真はリンパ浮腫治療に使う弾性ストッキング)

 

次は、医療機関ではほとんどやっていない爪の治療。

 

県外では医療機関で爪の治療を行ってるところはいっぱいあるが、県内ではほとんどなかった。

 

最初のうちはどこか積極的に取り組んでくれる医療機関があればいいなと思っていたが、複数の患者さんから相談を受けるようになり、爪の治療の相談会を開催したところあっという間に予約が埋まった。

 

これをきっかけに、研修に参加したり、先行して取り組んでいる先生から技術を提供していただいたりして、今のかたちを作り上げた。

 

爪の治療は現在も進化しており、これからが楽しみな治療でもある。

 

あとは多汗症の治療。

 

このほかにもいろいろあるが、今日のところはここまで。

 

多汗症の治療については、また別の機会に。

 

私たちのクリニックは、これからも進化し続けます。

 

これからもよろしくお願いします。