市町村ごとのインフルエンザ予防接種の助成金を調べていたら、隣町が突出して高いことがわかる。
私たちの住む市が千円の助成に対して、倍の二千円の助成がでる。
市町村ごとのトップの考え方、財政状況など、背景にはいろいろあるとは思うが、住んでいる人からすれば助成が多い方が単純に嬉しいはず。
私たち医療機関も接種率が上がるので、少しは潤う。
三者がウインウインになるはずなので、少し考えてもらいたい。

私たちのクリニックでは、私が行政で25年働いていということもあり、行政にはできる限りの協力をしている。
健診、予防接種、コロナウイルスのワクチン接種、プレミアム商品券、消防団協力の店、介護認定審査会、老人ホームの嘱託医など...。
もちろん対価はいただいているが、それ以上に時間や労力がかかることも多い。
このあたりを少し配慮してほしいと思う。
(写真は新型コロナウイルスのワクチン接種の説明会へ参加した時の様子)
行政を離れてもうすぐ5年。
職場を離れて外から見ていると、中にいた時とは違った見え方になる。
いいところもよく見えるし、もう少し改善した方がいいところもよく見える。
伝えた方がいいと思うところは、はっきりと伝えていきたいと思っている。