私の働いているクリニックでは、リンパ浮腫外来を行っています。
がん治療などで浮腫の出てしまった腕や足の治療を専門に行う外来です。

このリンパ浮腫外来は、クリニックの開院時から行っているのですが、最初はリンパ浮腫で受診する方がほぼいない状況でした。
ですので、私としては本当にニーズがあるのか不安に思う日々でした。
一方の院長はというと、以前に勤務していた病院の経験から、周知されてくれば患者さんは来ると思っていたようです。
それが、開院から1年が過ぎたころから、少しずつ患者さんが来るようになり、総合病院からも紹介されるようになりました。
うちのクリニックの取り組みが評価され、総合病院のドクターや看護師の信頼を得たこと、患者さんどうしの口コミもあって、患者さんも着実に増えています。
これは、クリニックをやっていて良かったと思うことであり、次に繋がるモチベーションになっています。
リンパ浮腫は、長い間付き合っていかなければならない病気です。
中には抗がん剤治療と並行して行っている方もいます。
そのような方々に、寄り添っていければと思う日々です。