明日は東北福祉大の卒業式です。

 

5年前の4月に通信教育部に入学し、右も左もわからずにいた私でしたが、ようやく卒業できることになりました。

 

1年目、入学はしたものの勉強方法がわからず、半年ほど放置していたところに、人間ドックで要精密検査が出て検査入院。

 

その後は定期通院が始まってしまい、薬の副作用もあってしばらくは勉強できない日々でした。

 

そのため、1年目は取得できた単位数が2単位くらいだったと思っています。

 

2年目になり、治療も落ち着いたのでスクーリングに通い始めました。

 

とにかく通えるものは全部通い、レポートもがんがん提出しました。

 

完成度90%を目指していたレポートの精度を70%まで落として、とりあえず形になれば提出することにしました。

 

おかげで、再提出も何回か出たものの、スクーリングとレポートでかなりの単位をとることができました。

 

このころから、スクーリング仲間もできてきて、スクーリング=夜の情報交換会(宴会)となり、そのうちの何人かとは今も情報交換しています。

 

2年目には最終的に68単位を取得していました。

 

3年目になり、学習のペースは落ちたものの4年目の実習に向けて、必修科目を中心にがんばりました。

 

このころから専門科目が多くなり、レポートで再提出をくらったり、ずっと優できていた成績に良や可が混じるようになってきました。

 

3年目の後半になり、実習に入るためのスクーリングに本格的に出てはいるものの、最終的に単位が足りずに実習は先送りにしました。

 

これには、我が家の家庭の事情も関連しており、実はこのころから実は子育てが始まっていたのです。

 

4年目になり、本格的に実習の準備に入ります。

 

実習に向けて、実習に関連するすべての科目の単位を取り、5年目の夏に25日間の実習を行いました。

 

その後は実習のまとめを行い、実習の単位も無事にとることができました。

 

5年目も後半に入り、あとは卒業できるだけの単位を取得することと卒業試験に合格することです。

 

卒業試験は11月に受けて難なく合格できましたが、この時点で取得しなければならない単位が残り12単位。

 

残り12単位をどう取得するか、最終的な締め切りは1月15日です。

 

受けることができるスクーリングは2科目6単位のみで、まずこれらの申し込みをして6単位分は確保。

 

残りはスクーリングを受けることはできないので、まずは教科書を読み、レポートを出して、最後に科目修了試験を受けることにしました。

 

科目修了試験は、2科目6単位分を1月に受け、試験とレポートともに滑りこみで単位を取得。

 

ようやく卒業できる見込みとなりました。

 

さらに、これと並行して行っていたのが、社会福祉士の国家試験の準備です。

 

国家試験は自己採点で92~3点で、結果がわかる3月15日までどきどきでしたが、なんとか合格できました。

 

これが5年間にわたる学びの振り返りです。

 

ある程度お金もかかりましたが、なんといっても大学卒という資格、社会福祉士という国家資格の二つをとることができました。

 

これは、自分としては大きな収穫です。

 

がんばった甲斐がありました。

 

次は、少し休んでから精神保健福祉士の資格を取る道に進むか、通信制の大学院に進むかのどちらかを考えています。

 

来春までにじっくり考えて決めていきたいと思います。

 

最後に、お世話になった大学の先生や事務の方々、一緒に勉強してお酒を飲んだ仲間たち、こころよく?送り出してくれた家族など、お世話になった方々に感謝し、明日の卒業式で大学生生活を締めくくりたいと思います。

 

ありがとうございました。