突然に佐光さんといってもわからない人が多いと思う。


逆に佐光と聞いて、すぐにわかる人はすごいと思う。


佐光朗さんは、海猿や海猿2、ローレライ、交渉人真下正義、UDONなど、数多くの映画を撮影しているカメラマン。


そして、交渉人真下正義では、冒頭の回想シーンに自ら出演している。


ステディカムオペレータとしても有名なひとで、映画学校かどっかで非常勤講師もしている。


とにかくこの人の撮影する映像はすごい。


滑らかな動きと、大胆なアングル・・・そして、被写体と背景のバランス。


映画の世界もいろんなカメラマンがいると思うが、佐光朗はその中でも一枚上手だと思う。


業界で初めてのデジタル撮影をするなど常に向上心を持ち、その技術を惜しげもなく学校で教えている。


特に交渉人真下正義の地下鉄の司令室のシーンは、アングルや背景とのバランスが最高にいい。


まさに佐光朗の世界だと思う。


今までの映画では本広監督と組むことが多いが、この二人の組み合わせもいい。


ついつい、こんなことを気にして映画を見てしまう・・・。


これからもいい作品を生み出してくれることに期待・・・・・します。


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