ある番組中に資生堂のイメージCMが流れていた。
このCM・・・資生堂という会社名が最後にしか出てこない。
失恋でもしたのだろうか今にも泣きそうな女の人が、お化粧しながら少しずつ元気になっていく様子を見事に表している。
CMなのに見ている人間が泣きそうになる・・・こんなCMはめったにお目にかからない。
商品名や社名を連呼するCMよりもずっと印象に残る。
これからは、自治体でもこんなイメージづくりが必要かもしれない。
滝沢村の社長はこう言っていた。
「とにかくやってみて、だめだったらもどればいい。」
まずはいろいろやってみるという雰囲気づくり・・・これが大事かもしれない。
- 永嶋 久子
- 資生堂のエレガンス