私の住む町は平成16年の秋に合併し誕生した町。

町が合併して1年半あまりが経過したある日・・あるお店でCDを物色していると、友人のお母さんに会った。


その人は「町が合併して何もいいことがない」と言う。

確か保健の分野で協力的な人だったはず・・・。

詳しく話しを聞いてみた・・・というより聞かされた。


お母さんは、自分達の拠り所のような存在だった保健センターに職員が常駐しなくなり、ちょっとした相談ごとでもわざわざ車で役所まで出向かなければならなくなったことや、検診のやり方や内容が変わったり、敬老会が粗末になったなど・・・次から次へとマシンガンのように不満を漏らした。


その人は、町を合併していない状態に戻してほしいと言う。

そして、もう町には協力したくないとも言った。

よっぽど、腹に据えかねることがあったのかもしれない。


合併してしまったものを今さらどうにもできないと思うのだが、町の人の意見はもっともっと反映されるべきだと思った。

地域で活発な活動ができるのであれば、あえて合理化しない道も選択肢のひとつかもしれない。


いろいろ考えながら、今日はまじめなことを書いてみました。