昨日は冷え込んで冬に戻ったような高山ダムで、一段深いところをフリーリグを使ってプリメスをうまく釣ることが出来ましたが、冷え込みの時に限らず、いわゆるステージングの魚をいかに釣るかはこの時期のテーマの一つかと思います。
そんな魚を狙う際に、フリーリグは狙いのスポットに手早く落とせて、シンカーが着底した後はルアーがノーシンカー状態で漂うので、スローになったプリメスに口を使わせるのにはとっても向いているリグだと思います。
今回はボクがフリーリグでメインにしているタックルをご紹介します。
ロッドはロードランナーストラクチャーNXSのSTN720MH。フリーリグはシンカーとルアーが離れた状態でバイトが入るため、アワセの前にラインスラッグを取ったつもりでも取り切れていなくてフッキングパワーがしっかり伝わらないことがあるので、そんな時でもしっかりとアワセの幅を得られる長さのあるロッドが欲しいということと、あんまりヘビー過ぎるロッドだとそういうフリー状態で微妙なバイトが分かりづらくなるため、この機種に行き着きました。
そしてこの釣りはいかにルアーをフリー状態に出来るかがキーになるので、ラインは少しでも魚にラインの気配を感じさせないFCスナイパーインビジブル。
この糸はグリーンやブラウンなどのカラーが刻まれていて、元々は琵琶湖のウィードの種類に合わせて釣っている場所のウィードと似た色のところで結んでくださいというコンセプトのラインですが、ボクはリザーバーではボトムの色に合わせてブラウン部分で結ぶことが多いです。
ルアーは、どんな時でも安定したバイトを得られるのは今はロッククローだと思っていますが、水が濁っているとかスポットが特定出来ていなくてアピールしながら広めに探りたいような時はしっかりと水を動かすフロントフラッパーカーリーがオススメです。昨日の高山ダムは少しだけ水に色があったので、フロントフラッパーカーリーを選択して正解でした。
そしてフックはがまかつ・ワーム34R HYDROLL。安定したフォール姿勢を約束してくれ、回収の時にもクルクル回ることがないので、このフックが出てから本当にフリーリグの釣果が上がりました。
写真のように、スイベル部分を半分くらいワームのヘッドに押し込んであげるのが良いです。
ということで、ステージングフィッシュ狙いのフリーリグをぜひお試しいただければと思います♪