昨日は青蓮寺ダムでシングルコントロールで良い魚をキャッチすることが出来たわけですが、シンコロに対して現時点での自分なりのインプレッションと言うか感じていることをまとめてみたいと思います。
今まで、フリップギル、FGダディー、レディーバランス といったところをトレーラーに使ってみました。
最初は、正直、あのデカいフリップギルを付けることに少しビビる部分があって、細身のレディーバランスから入ってみたんですよね。すると、陸っぱりだったけれど意外とあっさりスコアには恵まれました。
まあ、元々、フラチャット+レディーバランスは大得意ルアーだったので、ブレードが付いてスピナーベイト形状になっただけという感じでこれで釣れるのは当たり前と言えば当たり前でした。
でもやっぱりもっとデカいボリュームベイトを付けてビッグフィッシュを釣ってこそのこのルアーだと思うので、自分が普段通っているフィールドでは簡単ではないんだけれどチャレンジしていた中での昨日の50up でした。
最初に使い始めた頃は、ボクなりの勝手な解釈で、いわゆるスイムジグであったりジグストのようなことをスピナーベイト形状になったことでやりやすくなりブレードアピールも加わったモノみたいな捉え方でやっていたのですが、それはそれで間違いではなかったと思うのですが、いろいろと使っているうちにそれはこのルアーの多くの可能性の中の一面に過ぎないということも分かって来たし、最近はその初期解釈に自分が縛られ過ぎていたような感じがしています。
フリップギル系を付けるようになって、トレーラーに浮力があるのでウェイトのあるスピナーベイトなのにすごくゆっくり引けるとか、スローなレンジキープがしやすいとか、物体としてデカいルアーだからデカいのが来るということだけでないいろいろなメリットを感じています。
もちろんそうっいったいろんな難しい解釈は置いておいて、状況によってはふつうにデカいスピナーベイトとして速引きして使えばそれで良いんだというところもよく分かって来ました。
同じ大きなルアーでもノリーズで言えばLビルのような、いわゆるビッグベイト系だと、比較的ゆっくりアクションさせたり止めたりして魚を引っ張るわけですが、それ故に魚に見切られる場面もあると思うのですが、シンコロにおいてはデカいルアーを棒引きすることで止めたら見切られる魚を喰わせてしまえるところがあると思っています。しかもそれをフリップギルのようなトレーラーを用いることで好みのレンジをゆっくり引けることも物体がデカいだけではない大きなメリットだと感じています。
昨日の2匹めみたいに、フォールさせて使うのもアリだし、リザーバーを主戦場としている自分的にはこういった使い方ももっと勉強して行きたいですね。
そんな風に、本当にフトコロの深い、いろんな使い方が出来るルアーだなと思っていますし、ルアーの構造的にもそういったあらゆる使用シーンを念頭に置いて作られていることも分かって来て田辺さんの凄さを感じています。
ちなみにタックルですが、ロッドはいろいろ試してみましたが、ボクの中ではハードベイトスペシャルのHB660Hが一番しっくり来ています。
ラインは16lbメインで使って来ましたが、デカいのが来るし、どうしても構造上、何かに当たった時に倒れやすいところがある上に、デカい魚のバイトを想定してフッキングの邪魔にならないようにアームが開いているのでふつうのスピナーベイトよりは根掛かりしやすいところはあるということもあり、ふつうに使うなら20lb くらいを標準にして、深いところまでフォールさせたりディープをスローロールさせるような時は16lbというような使い分けでも良いように感じています。
ちなみにボクはシューターFCスナイパーBMS AZAYAKA を使っています。今までも紹介して来たようにバイトマーカーを見ることでレンジキープしやすくなるのはもちろん、フォールさせて使いたい時にけっこうゆっくり落ちて行くのでフォールスピードがどれくらいかを体感しやすく、また着底の瞬間を見逃さない意味でも、このラインがすごくメリットをもたらしてくれると感じています。
ということで、今回は少し長くなりましたが、シンコロに対しての現時点での自分なりのインプレッションを記してみました。
まだまだ入門中で理解をし始めている段階だと思っていますので、ボクの気付いていないもっと大きないろんな可能性があるんだろうなと思っていますし、言葉ではうまく言い表せない部分がまだまだあるのですが、とにかくかつてないくらいスゴいルアーでありいろんな可能性を秘めたとっても面白いルアーだということを感じている次第です。
使い方はもちろん、まだ試していないトレーラーとの組み合わせなんかも含め、これからもっともっと使い込んで、自分なりにモノにして行きたいなと思っています♪