昨日はバスが食べているであろうベイトが何かわからないけれどすごく小さそうということでパドチューのスプリットショットリグで対応したわけですが、残念ながらビッグフィッシュには出会えませんでしたが、エサが小さくてこういうモノ以外には反応してくれず、あくまでビッグフィッシュ狙いだけれどマイクロベイトによる攻略が必要になる場合がバスフィッシングを長くやっているとたまにあります。

 

前置きが長くなりましたが今回はそんな時のスプリットショットタックルのご紹介です。

 

まず考えることは、パドチューのような小さいルアーを使っている時にビッグフィッシュが来ると一撃で飲まれてしまい、ライトラインだと歯で切られてしまうことがあるためラインを太くしたいということ。

 

それとスプリットショットを噛ませることによってラインのその部分が弱くなるのでそれも回避したいということ。

 

そのためボクはサンラインのバススーパーPE0.8号を用い、リーダーはフロロ10lbを入れています。

そしてスプリットショットはPEとリーダーの結節部のPEライン側に打ちます。これによりラインの強度を下げず、かつ、ライトリグでも飛距離が得られ、リーダーが飲まれても簡単には切られない太さに出来るという形に組んでいます。

 

フックはがまかつのワーム321ファインカスタムをチョイス。このフックはすごく刺さりが良くて、柔らかいロッドでもしっかりと魚の口に掛けることが出来ますのでライトリグでオフセットフックを入れたい時にはとってもオススメです。

しかもパドチューを使うとボディーが中空なので魚が食べるとパドチューのボディーがつぶれてハリ先が出やすく、ふつうのソフトベイト使用時よりもフッキングが良くなるメリットもあります。ちなみにフックサイズはパドチューの場合は#5がベストマッチです。

 

ということで、昨今はスプリットショットリグをチョイスする人自体が少なくなっているかと思いますが、古典的なリグでありながらすごく効果があってこのリグじゃないと喰わないというシーンが確実にあると思っています。

 

そんなに出番の多い釣り方ではないかも知れませんが、ぜひ試してみていただければと思います。