昨日の陸っぱりでジャークベイトがうまくハマッたので、味をしめて今日も夕方に少しだけ陸っぱりへ。

 

昨日は何でも出来るようにLTT620PMHとクワセ用にベイトフィネスのST670MH-Ft の2本で行きましたが、正直、昨日スピニングを持って行っていればもっと釣れていたように思えたので今日はあえてスピニングを1本入れて行きました。で、その関係でベイトはLTT630Mをチョイス。これだと巻きからベイトフィネスチックなことまで一通りこなせます。

 

ジャークベイトのことだけ考えると、LTT630Mは少しライトでアクションさせた時にティップが入りやすいのでボクの感覚だと早春にサスペンドタイプをやさしくアクションさせる時にオススメですが、最近ご紹介したHB640ML、HB560L、LTT620PMHと共にジャークベイトに向いたロッドだと思いますのでご参考までに。

 

しかし、昨日の再現を目論んで行った時というのはたいていそうはうまく行かないもので、今回はジャークベイトに全く反応がありません。それどころか目視出来る魚の姿そのものがほぼなく、せっかく持って来たスピニングもほぼ出番なし。やっぱり春は日替わりです。

 

ここで昨日の最後にフトハッスンのノーシンカーワッキーを使って水面をホワホワと弱い引き波を立てながら引いていた時に喰わなかったけれど一番デカいのがチェイスして来たことを思い出し、それをやってみます。夕方が迫り薄暗くなって来ているので、シルエットは大きく、波動はナチュラルにという感じ。

 

するとこれにゴボッ! とデカいのが出ますが、痛恨のスッポ抜け。ロングワームなので少し送り込むべきでしたがあまりに派手に出たので即アワセしてしまいミスりました。

 

でもこれでようやく合っている感じになったので粘り強く続けていると、またもバコッと水面が割れます。今度はしっかり持って行かせてからフッキング。レギュラーサイズですが何とかキャッチ出来ました。

まだ日没前だったのですが、シェードの深いエリアでやっていたので写真はだいぶ暗く写ってますね。

 

このフトハッスンのノーシンカー引きはアフターの魚にけっこう効く時があります。大きさと浮力があるのでゆっくり引けるのもメリットで、時々止めて沈めてみるのもアリです。ウェイトがあるのでベイトタックルでも飛びますし、「シルエットは大きく波動はナチュラルに」がマッチしそうな状況の時に使ってみていただければと思います。

 

ということで、昨日のようにはうまく行きませんでしたが何とかアジャストしてデコは逃れて良かったという陸っぱりでした。

 

<タックル>

・ ロッド ; ロードランナー VOICE LTT630M

・ ライン ; シューターマシンガンキャスト14lb

・ フック ; がまかつ・セオライズ ハンガーSW-M #4

・ ルアー ; フトハッスン(333スカッパノン)