昨日は青蓮寺ダムで久しぶりにレイダウンミノーMID110Fを使ったジャークベイトゲームがハマりましたが、今回はそのタックルをご紹介させていただきます。

まず、ロッドはロードランナーハードベイトスペシャルのHB640ML。これで決まりです。

 

その前に、今回のブログタイトルに「浮かせるジャークベイト」とあえて書きましたが、一口にジャークベイトと言ってもいろいろあります。

 

シーズン初期のまだ寒い頃は、サスペンドタイプを使ってチョンチョン動かしては止めるのがオーソドックスですが、この時であればロッドはほぼ常に下を向けて使うため、短くてトゥイッチングがしやすいHB560Lを好んで使っています。

 

あとはタダマキのようなロングビルミノーを用いてロッドでストロークを取って引っ張り、その後に止めてたるんだラインを巻き戻す、いわゆるポンプリトリーブみたいな時には長さがあって先調子のHB710LLが好きです。

 

で、今回はあえてフローティングを用いて浮かせて使う時のお話ということで、この時はその日の魚のレンジにもよりますが表層狙いでロッドをあえて立て気味でルアーをあまり水中に突っ込ませ過ぎないようなアクションを与えることも多く、また完全にテンションを抜いてラインスラッグが出来ている状態でアワセを入れるので一定の長さと強さも欲しいということで、長さも強さもちょうど良いHB640MLが最高です。

 

ルアーはレイダウンミノーMID110Fを使いますが、このルアーは止めた瞬間にブルブルッとボディー全体が震えるようなロールアクションをします。これがすごく効果的で、スローなこの時期の魚に口を使わせるキッカケになっていると思います。そしてそのまま浮かしている途中でバイトが入り、ヒットシーンのほとんどが目視出来るエキサイティングなゲームでもあります。

 

レイダウンミノーMID110にはハイフロートというタイプもあり、これは上述のブルブルアクションがさらに強く出て、しかもスピードを持って一気に浮き上がります。従来のFタイプの浮き上がりスピードでは見切られてしまうけれど、この速いスピードによる浮き上がりには反応する時もありますので、両方持たれることをオススメします。

 

またレイダウンミノーMID110はしっかり入れ込むと通常のジャークベイトよりもかなり深いレンジまで潜ってくれます。魚のレンジが深い時はあえて潜らせて浮き上がりの時間を長めに取るのが良い日もあります。そんな風に、深く潜らせたり、浅めで勝負したり、1つのルアーでそういった調整がしやすいのもMID110Fの使い勝手の良いところだと思います。

 

ラインはあえてナイロンで、ボクはシューターマシンガンキャストを使っています。

 

ナイロンを用いることにより、柔らかくてやさしいアクションが可能となり、またフロロだと止めている時にラインスラッグがルアーより下に垂れて余分なスラッグが出ることで一瞬のアワセが遅れたり、ラインがフロントフックに絡んだりすることもあり、このゲームにはナイロンが向いていると思います。

 

ということで、今回の浮かせるジャークベイトのタックルをご紹介させていただきました。

 

半プリ~アフターとなるこれからの時期がまさに「旬」の時期となるゲームですので、ぜひチャレンジしてみていただければと思います!