昨日はスイッチオントレーラーのテールカット逆付けオフセットリグ(通称・ピコチュウ)で良いゲームが出来ましたが、ピコチュウタックルのご紹介です。

 

まずピコチュウですが、作り方は簡単。スイッチオントレーラーを準備 → テールをカットし → カットしたテール側からフックを刺してオフセットフックをセットするだけ。

この4本の脚がちょうちんをした時に絶妙の波動を発して魚を呼んでくれます。

 

次にタックルです。

まずロッドはロードランナーストラクチャーNXSのSTN640MLS-Md。「RAT INSECT」の名が付いたこの釣り方専用のロッドです。ティップをグラス並みの低弾性カーボン、ベリーからバットを高弾性カーボンで巻き上げる製法で生まれたMd(モーメントディレイ)ブランクを採用し、弾性率のギャップによってティップだけをハイスピードでトゥイッチ出来るように設計されています。ちょうちんで誘っている時に急に魚にひったくられても低弾性ティップが追従し、伸びのないPEラインでもはじくことなくしっかりとしたフッキングを決めてくれ、その後はバットパワーでデカイのが来ても魚に主導権を渡しません。

 

ラインはサンラインのDブレイド。高比重PEです。水深のあるところをやるわけではないので関係ないと思いがちですが、こういったちょうちん系の釣りやパワーフィネス系の時に、横風の影響なんかを受けにくくブッシュや枝の間をきれいに抜けて真っすぐ落ちて行ってくれ、確実に釣りやすさが向上します。

 

そしてフックはがまかつ・セオライズシリーズのオフセットWG-Mの#4。水面でピコピコやっているので魚の方がうまく喰っていないことも多いため確実に口の中のどこかに掛けるということでこのフックをチョイスしています。ルアーが小さい割にはPEラインの使用もあり、またけっこうデカい魚が来るのでフックへの負担は大きい釣り方だと思いますので、「L」ではなく軸のワンランク太い「M」をチョイスしています。

 

ということでタックル紹介をさせていただきましたが、ボク自身はあくまでトップウォータープラグで釣りたい派で、この釣りはサブと言うかフォロー的な位置付けにしていますが、メインでやるとかなりの破壊力があってかつ面白い釣り方だと思いますので、よろしければタックル選びの参考にしていただければと思います。