昨日はパワーフィネスネコがハマッたお話を書きましたが、この機会にタックルをご紹介したいと思います。

 

まずロッドはロードランナーVOICE JUNGLE の680JMHS。これで決まりです。取り回しのしやすさと言い、パワーと言い、申し分ありません。

さらにパワーと長さが必要であれば700JHSというのもあります。

 

そしてラインですが、ボクはサンラインのディファイアーDブレイドを使用しています。

このPEの最大の特徴は、ふつうのPEよりも比重が高いこと。パワーフィネスに限らずですが、このラインでキャストすると余分なラインスラッグが出にくく、リグがきれいにまっすぐ沈んで行きます。PEを使っていて横風で余計な糸フケが出てそれをメンディングする場面て多いと思いますが、それがかなり軽減され、快適に釣りが出来ます。

 

さらにパワーフィネスとなると、その糸フケが他のカバーに絡んでせっかくイイところに入ったのにうまく誘えなかったり根掛かってトラブルになったりということも少なくないんじゃないかと思いますが、このラインであればそういったわずらわしさがかなり減ります。

 

さらに高比重なおかげでカバー超しの軽量リグでもスーッとうまく入って行きます。

 

これらによって一つ一つの動作を無駄なく出来るので、リズムも出て気持ち良く釣りが出来、釣果にもつながって行く気がしています。

 

あと、リーダーはとにかく根擦れに強いシューターを入れています。昨日もカバーに入られまくりの擦られまくりでしたが魚をキャッチした後にチェックすると傷一つありませんでした。

 

そしてフックですが、がまかつ・ワーム329ハンガーHD KGウィードレスを使っています。

 

パワーフィネスネコで最も重要視するのはウィードガード性能とビッグフィッシュを掛けた後の強度ではないかと思います。

 

このフックは形状記憶合金製ワイヤーガードが用いられており、根掛かり回避能力は高く、それでいてフッキングはバツグンです。

 

太軸のマスバリですので強度は申し分なく、PEラインを介してビッグフィッシュと引っ張り合いをしても全然OKです。

 

パワーフィネスネコでは、根掛かりを恐れて下手に小さくてファインなフックを入れるとせっかく来たビッグフィッシュに伸ばされるということもあり得ますので、それよりもしっかりした大きめのフックを入れてガード性能で障害物を回避して行くセッティングにした方がビッグフィッシュには近付くと思っています。

 

ということで、ふだんあまりパワーフィネスをしないボクが言うのもおこがましい気持ちが少しありますが(と言ってもアフター~サマーシーズン時期中心にそれなりにはやっているんですが)、パワーフィネスでどんなタックルをチョイスすれば良いのか悩んでおられる方々におかれましては、ぜひ参考にしていただければと思います!