最近、楽しんでいるスプーンテールライブロールのノーシンカー表層引き。
フックはいつもがまかつのワーム316系を使っていたのですが、先日は思うところがあってワーム323モンスターを使ってみました。

このフックは大きなワーム向きのフックなので、特徴としてアイからオフセット部までの距離が長く、ワームをよりしっかりとホールド出来る作りになっています。
このフックを選んだ狙いのその①として、今回、パッド帯で使っている関係で、ルアーがパッドにスタックした時にビシッと外すわけなんですが、その時にワームがずれる可能性を少しでも減らしたいということがあります。
また、魚のミスバイトがあった時に同様の理由でワームがズレずにセカンドバイトを期待出来るということもあります。ミスバイトやスッポ抜けでワームがズレてしまったらきちんと泳いでくれませんので、これはけっこう重要です。
その②として、軸が太いのでフックに重量があり、ノーシンカーで引く時にフックがキールの役目をして姿勢を安定させてくれることも期待しています。
同じ理由で、着水後のワームの水噛みも若干良くなり、立ち上がりから良い姿勢でワームが泳ぎ始めます。
その③として、ヒットした魚にパッドの中に潜られてかなり強引なファイトになる可能性も高いため、強度的にさらに安心ということ。
後はその④としてフックが重いのでほんの僅かではありますがルアー全体のウェイトが増し、少しでも飛距離を伸ばせる(んじゃないか)ということもあります。
結果はそんなにすごくたくさん釣ったわけではありませんのでまだ試行錯誤中ですが、感覚的にはイイ感じ。

こうやってちょっとしたことでも細部を詰めて自分の中で少しでもスコアにつながる可能性を高める作業がとっても楽しいんですよね。
がまかつワーム323モンスター。ふつうにビッグワームをよく使われる方々にもぜひ使ってみていただければと思います。