ずっと、かつきcup のネタが続いていますがあとしばらくお付き合いを。今日は上位入賞者のパターンを振り返ってみたいと思います。
写真が今回のエライ人たち。そしてお立ち台5名のうち、上位3位まではシャローでした。
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3位・900gフィッシュの東さんは、昨年の三重チャプターチャンピオン。エスケープツインの使い手です。エリアはテニスコートスロープすぐ下の通称・グランドキャニオンで、やはり今回もエスケープツインのテキサスリグカバー撃ちでした。シンカーを1/2ozと重めにしてリアクション喰いを狙ったとのコメントがありました。これは特にクリアウォーターにおいては非常に重要なことで、一般的にワームはゆっくり落とす方が良いようにイメージされている方も多くみえるかも知れませんが、クリアなレイクでは魚にじっくり見られればみられるほど見切られる可能性が高くなります。ストンと速く落とすことで魚に考える暇を与えずにバイトさせる考えだったのだと思います。

そして2位は1,700gフィッシュを釣って来た福西さん。実は彼は、先週のクラブトーナメントでボクと同船していました。そこから何かヒントを得た?のかどうかは定かではありませんが、ここのところ長く釣りから遠ざかっていましたが彼も以前(20年くらい前?)に三重チャプターのチャンピオンを獲得している(一応)実力者です。
今回は布生川筋でシャローカバーに見えバスを発見し、すぐに投げずに遠くに回り込んでから一度岸に投げてから落とし込んで喰わせたそうで、大胆そうな見た目とは裏腹な(笑)繊細なアプローチが成功したようです。
そして使用ルアーはなんとエスケープ。エスケープツインではありません、何人の人が知っているか分かりませんが、パドルテールの初代エスケープです。釣りから遠ざかって以来、ルアーも買ってなくてテキサスが出来るワームはそれしかなかったとのこと。スゴイですね~。田辺さんも大ウケしてました。
ちなみに朝、ロッドレンタルをしてもらったのですが、ボクが選ばせてもらったストラクチャーST670Hで釣ったとのことで、半分はそのおかげということにしておいてください(笑)
もう1つ言うと、魚を発見した後に同船者に「今からあれを釣るから動画回しておけ」と命じ、同船者がスマホを回してから釣ったそうで、ボクも終わってからその動画を見せてもらいましたが見事に釣ってました。内輪ネタみたいになって申し訳ないですが、相変わらずの大物ぶりを見せてもらいました。

そしてそして、1位は中川さん。唯一の2kgフィッシュ。本流バックウォーター手前にある通称・お風呂と呼ばれる昔の橋の跡にインレットが絡むところがありますが、その下流の冠水カバーからビッグベイトで釣って来たそうです。中川さんは青蓮寺ダムで一番と言って良いくらいのビッグベイト使いで、どんな厳しい時も上位に入る時は必ずと言ってよいほどビッグベイトです。一昨年のかつきcupでもビッグベイトで優勝してましたね。
今回は冠水ブッシュに投げた後に30秒~長い時は1分くらい放置してサスペンドさせておくとビッグフィッシュが出て来たそうです。そして出て来たところにアクションを加えてバイトさせるそうで、70名超の参加者で10名しか釣って来なかったこの日に、6回のバイトがあったそうで、完全に他の出場者とは違うすごい展開をされていたようですね。
ビッグベイトを1分も置いておくなんて、よほどのコンフィデンスがないと出来ないことなので、やり込んでおられる方ならではのパターンで、本当に素晴らしいと思いました。
ちなみにこのパターンを聞いて田辺さんが「レイダウンミノーウェイクプロップ(もアリ)だったかな?」と悔やまれていたことを付け加えておきたいと思います。

3名に共通するのはシャローということと、あとは時間的にお昼前後に釣っていること。やはりこの季節は暖かくなって来た時間帯に魚が差して来るのでしょうね。

ということで、この厳しいフィールドコンディションを上位3名の方々はそれぞれに見事なシャロー攻略でビッグフィッシュを釣って来られたわけです。改めましておめでとうございます!!

そして11月ももう終盤ですが、まだあと2週間くらいはこの晩秋のパターンは続くと思いますので、今回クヤシイ思いをされた方々は反省フィッシングをする絶好の機会です! 上位のパターンを参考にしつつ、再度、青蓮寺ダムに修行に行かれるのも良いのではないでしょうか?

以上、長くなりましたがかつきcup の上位入賞パターンレポートを終了したいと思います。
今回は文字ばっかりですいませんでしたm(__)m