先日から名古屋 KEEP CAST のお話を書かせていただきましたが、この時期に展示会に行くといつも感じることがある。それは「釣りでメシを食っている人たちはやっぱりすごいな」という尊敬の念。

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「釣りで生活する」といってもプロアングラー、ガイド、メーカー勤務、ショップ経営or店員、マスコミ関係等々いろいろな形があるが、そのどれをとってもボクはその人たちにいつも心底リスペクトの気持ちになる。例えばプロアングラーの技術や知識はやっぱりすごいんだけれど、そういうオモテに出ている部分だけでなく、釣りで生きていること自体に対してそう思う。

もちろん、どんな職業に就いても生きて行くのは簡単なことではないし、自分自身も今の自分の仕事に誇りもやりがいも持っているけれど、それでもやっぱり釣りで生きている人はボクには特別に見える。

それは、自分には出来なかった道だからかも知れない。ボクが就職した二十数年前は、今ほどたくさんの釣りに関する仕事の選択肢はなかったように思う。業界自体は当時の方が景気は良かったかも知れないが、現実的にそういう選択になる感じは自分にはなかった。

でも、その当時から「釣りで生きて行く」と決めて頑張って今に至っている友人・知人も多く、会う度に本当にすごいなと思う。

ボクがJBプロトーナメントに出ていた時代に今で言うJBトップ50があれば、自分の人生も少しは変わっていたかも知れないなんて思う時もある。あの当時は今のマスターズが最高峰で、そこでゼッケン10番台~20番台に入っていた時代もあるので、あの頃トップ50が作られていれば行けていたはずなのでそうなっていれば何か違っていたかも。。。なんて思う時もたまにある。そんなこと考えてみたところでどうにもならないんですけどね(笑)

そして、とにかく強く思うことは釣りで生きている全ての人たちに、頑張って、頑張って、業界を盛り上げて行っていただきたいということ。

そして、ボクも極めて微力だけれど、そのお手伝いが少しでも出来ればということ。

毎年のことだけれど、展示会に行ってたくさんの方々からパワーをもらって、また来場された方々の熱気を肌で感じて改めて業界の発展を願ってやまない気持ちを持った今日この頃でした。

たまにはこんな話もいいでしょ? てことで。
さあ、あと2週間で三重チャプターが始まりますからそろそろ本格的に準備にかかって行きたいと思います。そして開幕戦はノリーズcupです。多くの方々のご参加をお待ちしております!