12月に入り、少し早いですが、たまに今シーズンを振り返ってみたりする時期になりつつあります。
 
今年もいろいろな素晴らしい新タックルとの出会いがありましたが、その中の1つにサンラインの「シューターディファイアーアルミーロ」があります。いわゆる低伸長性のナイロンというやつですね。
 
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最近では何でもかんでも(と言うと言い方が悪いですが・笑)フロロという人も多いようですが、ボクの場合、巻き(プラグ)=ナイロン、ワーム=フロロというのが基本になっています。
 
巻きにナイロンを使う理由は、フロロより飛距離が出る、向かい風の中なんかでもバックラッシュしにくい、と言うのが大きな理由ですが、もう1つ、「ナイロンは伸びてくれる」ということが重要と思っています。
 
特にクランクやバイブレーションといった類は、バスの口の中にうまく吸い込まれてくれることが重要で、そのことによりトリプルフックがうまく口の中や周りに絡みつく感じになると考えていますが、そのためにはもちろんしっかり追従してくれるロッドが重要ですが、それと共にラインが伸びてくれることも大事なんじゃないかと考えています。
 
フッとプラグを吸い込む前アタリみたいなのがあって、そのコンマ何秒かあとにガツーン!と来るあの感じ(分かるかな?)が出るのは低弾性のロッドとナイロンラインの組合せならではの感覚とボクは思っています。
 
逆にスピナーベイトみたいなルアーはショートバイトも多い上、シングルフックなので、伸びのないフロロでしっかり掛けてあげる方が良いと思います。
 
ところがディープクランクなんかは、遠投するのであんまり伸びてもらっても困る、ナイロンだとボトム感知能力が下がる、という部分があります。
 
前置きが(と言うか前置きの方が)長くなりましたが、そこでこのアルミーロの出番です。低伸長ナイロンというこのラインの特性が、ちょうどうまい具合にディープクランクにハマるんですよね☆
 
ビッグベイトやビッグトップウォーターなんかにもバッチリ!
 
そしてフロロが良いと言ったスピナーベイトもクリアレイクで遠投が必要なシチュエーションの時には空気抵抗が大きく飛距離が出にくいルアーなので、このラインの方が飛距離が出てトラブりませんし、フロロに近い感覚でバイトがとれます。
 
そんな感じで、今年の新製品の中でも特にボクのお気に入りのラインとなったのでした。
 
皆さんもぜひぜひ、機会があれば試してみてくださいねー