9/05 広島 3-11 阪神 19回戦 (マツダ)

岩貞が７回を投げ３失点でうれしい広島戦初勝利

プロ入り以来広島戦１０連敗中だったが、この日２７歳となった自らの誕生日を白星で飾った

５回、５―２で迎えた無死一、二塁のピンチで会沢を併殺に打ち取ると、

「梅野の配球で抜けられたのでよかったです」と女房役に感謝。続く２死二塁では、今季限りでの現役引退を発表した新井が代打で登場。

球場が異様な雰囲気に包まれるも「集中してたのであまり気にはならなかったです」と話し空振りの三振に仕留めた。

プロ入り５年目、通算１８試合目での広島戦初勝利には「やっと勝たせてもらってホッとしてます」と語り、「毎回、記者の方に “ 何試合勝ってませんけども ” と言われていたので、それがなくなるかと思えばちょっと嬉しいです」と胸をなでおろした。

(記者そういう事しつこく言いがち)

あんなに勝てなかったのに自らのバースデーで勝利を飾るってなんかあるんかな

「誕生日で登板出来て、さらに勝てて本当によかったと思います」

打線も初回から岩貞を援護した。制球に苦しむ広島先発・九里を立ち上がりから攻め立て、１死から３連続四球で満塁とすると、５番・陽川の二ゴロの間に三塁走者が生還。

無安打で１点を先制すると、なおも２死二、三塁の好機で６番・大山が、フルカウントから１３２キロのフォークを完璧に捉え、左翼越えに豪快な３ランを放ち、初回に一挙４点を先制した。

この打撃は大山の成長を見た感じだね。ある程度読んではいたと思えるけどじつに上手くすくい上げた。

さらに中盤に追加点を奪いリードを広げた。

四回２死から、８番・梅野が左中間への二塁打で好機を演出すると、続く岩貞が四球を選んで一、二塁。打順が１番に戻り、糸原がカウント２－１から、甘く入ったスライダーを右前に運ぶ適時打を放ち、１点を追加。２死から貴重な追加点を奪った。

「いつもやられている勝ち方が久しぶりにできたのかな。昨日、負けはしたけど選手の試合に対する気持ちとか執念とかが見えたので、何となく昨日のつながりで、いい試合できるんじゃないかなと思っていた」

と金本監督も手応えを感じていた。３位の巨人に１．５ゲーム差に迫った。

■2018/9/5 試合結果

対広島 19回戦 マツダスタジアム

神|400 100 024|11

広|200 001 000|3

勝:岩貞6勝7敗0S

敗:九里7勝4敗0S

HR:大山スリーラン3号、鈴木ツーラン28号、丸ソロ32号

神:岩貞-能見-望月

広:九里-戸田-今村-佐藤

9/6の予告先発

神:才木　浩人

広:岡田　明丈

9/04 広島 5x-4 阪神 18回戦 (マツダ)

まずは台風による影響を受けた方々、お見舞い申し上げます。

Twitterやテレビで見た信じられないような惨状に言葉を失いました(いや、ギャーって叫んでました)

まだまだ予断を許さないと思いますがどうかお気をつけくださいね！

マツダは影響なかったんですね〜

阪神は2回、メッセンジャーの内野ゴロで1点先制。

しかし、広島は3回に野間、菊池の連続適時打で2点を奪い、逆転した。

いつもあっさり突き放される阪神だが、4回に敵失で2点。広島西川の6号ソロで追いつかれたが6回に糸井の適時打で再び勝ち越し。広島ジョンソンを攻略。

広島は1点を追う8回、松山の適時打で追いつき、延長戦に持ち込んだ。阪神メッセンジャーは7回3失点で勝ち負けつかず。


何度もチャンスは掴みかけたものの延長12回2死三塁からドリスが菊池に右前適時打を打たれサヨナラ負け。

広島は今季初の7連勝。阪神の連勝は2で止まった。

試合後の金本監督は、

「（ジョンソンに５回１１９球と）球数もたくさん投げさせて５回で降ろしたわけですし、選手の何とかしようという姿勢は見えてますし。でも、よくやったと思いますよ。乗っているチームにマツダで。よく耐えたと思うし。あと一歩、力の差が出た。真っすぐ打つ力ですかね。その差ですね」

と、潔く広島との力の差を認めるしかなかった。

いや、本当にこれはしゃあないよな。

力の差は歴然としてたけどよく最後まで頑張った。ヒットは打った、チャンスも何度も作った。

でも、試合を決定する一打は打たせないのが強いチームなんだなぁ。

■2018/9/4 試合結果

対広島 18回戦 マツダスタジアム

神|010 201 000 000|4

広|002 100 010 001ｘ|5

勝:フランスア2勝3敗1S

敗:ドリス1勝4敗29S

HR:西川ソロ6号

神:メッセンジャー-藤川-能見-桑原-岩崎-岡本-ドリス

広:ジョンソン-アドゥワ-今村-佐藤-中崎-一岡-ジャクソン-フランスア

9/5の予告先発

神:岩貞　祐太

広:九里　亜蓮

9/02 阪神 12-3 DeNA 19回戦 (甲子園)

昨日、今日と本当によく打線が繋がったね

阪神が１５安打１２得点でＤｅＮＡに大勝し、５カードぶりの勝ち越しを決めた。

２桁得点は今季８度目。甲子園球場では今季初

試合は三回、１死一、二塁から福留の適時二塁打で先制。陽川の中犠飛、俊介の３点三塁打で打者一巡、一挙５点を奪った。

さらに五回にも俊介が右前適時打。六回にも１死三塁から遊ゴロで１点を追加。八回にも中前打を放ち、今季初の猛打賞。１試合５打点は自己最多記録となった。

俊介に限らず殆どの打者がコースに逆らわない打撃を見せていたのが印象的だった。

強引さはなく低めの変化球に対してもしっかり重心を落として鋭くミートしていた。なんで今まで出来なかったんや！！！

２番北條から５番陽川までで９安打

切れ目なく繋がったこのいい感じを次のカード(広島戦)にも見せて欲しい。

投げては先発の青柳が粘投。初回、１死一、三塁のピンチを招いたが、筒香を空振り三振に斬ると、ソトを三ゴロに抑えて無失点に切り抜ける。

六回、ソトに３ランを浴びたが、３点のリードを守って５回１/３を６安打３失点。昨年８月１９日・中日戦（ナゴヤドーム）以来、実に３７９日ぶりの白星を手にした。

「今季初登板だったので立ち上がりは少し緊張はありましたが、初回のピンチを抑えてからは落ち着いて自分の投球ができました。点を取ってもらい、良いリズムで投げることができていただけに、イニング途中で降板してしまった６回の投球が悔やまれます」

青柳といえば荒れ球でカウントを悪くしては走者を溜めてコンと打たれるイメージ。でも、この日は丁寧に低めに制球していた。

青柳は六回途中で降板したが、以降を桑原、望月、岩崎と小刻みにつなぎ、安定感光るリリーフ陣でリードを守り抜いた。

甲子園での連勝は６月７日以来８５日ぶり。甲子園でのカード勝ち越しは、５月以来９９日ぶりとなった。

(すっげぇ久しぶりじゃん)

３位・巨人に２ゲーム差、２位・ヤクルトには３ゲーム差。４日からは広島に移動し、首位・広島と３連戦に挑む。今季ここまで６勝１１敗と、分が悪い王者相手に敵地で一矢報いたい。

■2018/9/2 試合結果

対DeNA 19回戦 甲子園

デ|000 003 000|3

神|005 014 11x|12

勝:青柳1勝0敗0S

敗:今永3勝9敗0S

HR:ソト スリーラン28号

ディ:今永-中後-藤岡-砂田-三上

神:青柳-桑原-望月-岩崎