岩貞が7回を投げ3失点でうれしい広島戦初勝利キラキラ

プロ入り以来広島戦10連敗中だったが、この日27歳となった自らの誕生日を白星で飾ったクラッカー



5回、5―2で迎えた無死一、二塁のピンチで会沢を併殺に打ち取ると、

「梅野の配球で抜けられたのでよかったです」と女房役に感謝。続く2死二塁では、今季限りでの現役引退を発表した新井が代打で登場。


球場が異様な雰囲気に包まれるも「集中してたのであまり気にはならなかったです」と話し空振りの三振に仕留めた。




プロ入り5年目、通算18試合目での広島戦初勝利には「やっと勝たせてもらってホッとしてます」と語り、「毎回、記者の方に “ 何試合勝ってませんけども ” と言われていたので、それがなくなるかと思えばちょっと嬉しいです」と胸をなでおろした。


(記者そういう事しつこく言いがちイラッ)




あんなに勝てなかったのに自らのバースデーで勝利を飾るってなんかあるんかな

「誕生日で登板出来て、さらに勝てて本当によかったと思います」




打線も初回から岩貞を援護した。制球に苦しむ広島先発・九里を立ち上がりから攻め立て、1死から3連続四球で満塁とすると、5番・陽川の二ゴロの間に三塁走者が生還。


無安打で1点を先制すると、なおも2死二、三塁の好機で6番・大山が、フルカウントから132キロのフォークを完璧に捉え、左翼越えに豪快な3ランを放ち、初回に一挙4点を先制した。


この打撃は大山の成長を見た感じだね。ある程度読んではいたと思えるけどじつに上手くすくい上げた。




さらに中盤に追加点を奪いリードを広げた。


四回2死から、8番・梅野が左中間への二塁打で好機を演出すると、続く岩貞が四球を選んで一、二塁。打順が1番に戻り、糸原がカウント2-1から、甘く入ったスライダーを右前に運ぶ適時打を放ち、1点を追加。2死から貴重な追加点を奪った。



「いつもやられている勝ち方が久しぶりにできたのかな。昨日、負けはしたけど選手の試合に対する気持ちとか執念とかが見えたので、何となく昨日のつながりで、いい試合できるんじゃないかなと思っていた」


と金本監督も手応えを感じていた。3位の巨人に1.5ゲーム差に迫った。






■2018/9/5 試合結果

対広島 19回戦 マツダスタジアム

神|400 100 024|11
広|200 001 000|3

勝:岩貞6勝7敗0S
敗:九里7勝4敗0S
HR:大山スリーラン3号、鈴木ツーラン28号、丸ソロ32号
神:岩貞-能見-望月
広:九里-戸田-今村-佐藤

9/6の予告先発
神:才木 浩人
広:岡田 明丈