相続に関して、日々基本的な知識や情報を発信している私ですが、これは専門家である立場で行っていることです。


ところで、「専門家であること」と「良い仕事をすること」は、別の次元のことだと思うんですよね。

専門家は、ある分野において一般人よりも知識が深く、実務経験等が豊富で、文字通りそのことを専門としている人を指すのだと思いますが、専門家だから必ず良い仕事をするとは限らないと思います。

専門家としての知識や実務スキルと同じくらい大事なのが、「目の前の依頼者が最も望んでいることは何か?」を正しく理解する事だと思います。

ここが抜け落ちると、幾ら裏技的なやり方を知っていようと、幾ら人が知らない手続きをすることができようと、「だから良い仕事をする」ということにはなりません。

依頼者の最も望んでいることを考えずに、専門家の一方的な見立てに基づいて進められる仕事で、果たして依頼人は喜ぶでしょうか?

私の経験上、自分もこう在りたい・真似したいと思わせる諸先輩は、漏れなく「依頼人の最も望んでいることを」をきちんと捉えた仕事をしている人ばかりです。

依頼をする側・される側という関係性の中で日々仕事をしている私にとって、専門家で在ろうとすることは、自身の為にする努力で、それは仕事をする上での前提となるものと言いますか・・・。

少なくとも、「仕事をする」ということは、自分以外の誰かの為にするものである以上、その誰かの希望を置き去りにして良いはずがありません。

やや青味がかった考えですが、私はこれを自分の中心に据えて依頼者に向き合う様にしています。





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