私は、静岡県民、富士市出身です。

生まれた時から、日常に富士山が在るのが当たり前だと思って過ごしてきました。


高校卒業後地元を離れましたが、時々帰省する度に、富士山の雄大さや、その視界に占める富士山の割合の異常さに、自分が如何に贅沢な風景の中で生まれ育ったのかを再確認したものです。


ところで、富士山の持ち主が誰かご存知ですか?

そう、富士山には「所有者」が居るのです。


それは、静岡県富士宮市に在る「富士山本宮浅間神社」です。


富士山本宮浅間神社は、全国に在る浅間神社の総本宮です。


富士山の所有者と言いましたが、正確には「富士山の八合目から山頂までの土地所有権」を持っています。


元々、江戸時代には浅間神社の所有であった富士山頂ですが、明治維新後の1871年に国有地化されます。


戦後、国有化された土地が次々と寺社へと返還される中、この富士山山頂だけはなかなか返還されなかったそうです。


やがて国と神社側との間で訴訟にまで発展し、長年にわたる争いの後、1974年に神社の所有地と最高裁判決で認められたものの、実際に山頂の返還がなされるまでには更に時間が経過し、ようやく返還された時には、1871年の国有地化から実に134年もの年月が経過していました。


普段何気なく眺めている富士山ですが、実はそんな争いごとを抱えていたという事を知ったのは、大人になってから、それも割とイイ歳になってからでした。


自分の地元の事・歴史等については、知っていたいものです。


また、富士山には「登記」がありません。


ここについてはまた後日お話します。



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