一通りの説明(長かった・・・)を終えたところで、私の仕事のことを。


アセスメント訪問に行くと、大抵は「待ってました!」とばかりに受け入れてくれます。こんなこと もありますけど(笑)

高齢者を主に担当しているので、もちろん訪問する家も高齢者世帯が多い。おじいちゃんおばあちゃんの家って感じで、だいたいが古くて暗いんですね。

特に私が担当している地区は市街地から離れた農業地帯なので、田んぼ・・・畑・・・あ、民家発見!みたいな。訪問する家に行くにも細~い狭~いあぜ道を「だ、脱輪しそう・・・」とびびりながら前かがみに運転し、やっとたどり着く。もうここまでで軽い疲労状態です。


ところで。おじいちゃんおばあちゃんって他人に何かあげるのが好きですよね。

私も必ず何かを持たされて帰ってきます。もちろんすごい勢いで断ります。「仕事中だからっ!」「まだ他にも行かなきゃいけないところがあってっ!」・・・お構いなしなんですね。むしろ断ると機嫌悪くなったりして。でももらったらダメなんだよ・・・。

よく頂くのが農作物。畑で採れた野菜を袋にい~っぱい。一度「つまらないものだけど」と米10キロを出されて「それはさすがに・・・」と丁重にお断りした覚えがあります。

あとは飲み物。お話を聞いてるとお茶を出してくださるので、ちょっと口をつける程度に頂きます。

以前、マネジメントの担当を持ち始めたばかりのとき。一人暮らしのおばあちゃんの家へ訪問に行ったんです。「何もないんだけど・・・」といいながら冷蔵庫から飲み物を出してくれました。薄いオレンジだったので「オレンジジュースかなあ?でも臭いがしない・・・」と思っていたら、なんと水垢みっちりの水道水。おばあちゃんが冷蔵庫から容器を持ってきたときに気づいたんです。容器がオレンジに染まってるー!

まだ口をつける前だったのでセーフ!と思いきや、おばあちゃん美味しそうにゴックゴク飲んで、私にも「遠慮しないでどうぞ」と盛んに勧めてくる。ど、どうしよう・・・まあ水垢で死にはしないだろう!と腹をくくってゴクン。飲んだ!!Σ(゚д゚;)

何でしょう、あのまったりした口当たり。水にはないはずのねっとり感。

その後、話もそこそこに役所に戻った私はそれから小一時間トイレから出てこれなくなりました。水道水にあたって死にかけたよ・・・。


ホント、保健師が自宅に来てもお構いなく。