仕事のこと。
私が目指すもの、向かおうとしている先は、社会にとって、精神科医療にとって、正解なのだろうか。
私だけが盛り上がって、
理想だけを並べ立て、
結局、何も変わらない、
この取り組みは、徒労に終わるのではないか、と、
日々、自問自答の毎日だったり。
…。
否。
長い精神科医療の歴史の中で、
今、私が考えている答えが正解かどうかなど、
すぐに答えが出るはずもなく。
むしろ、
私の一個人の考えなど、
外れて当然。
…。
無駄なこと、
無駄に思えること、
無駄と言われてきたことを、
無駄ではないと証明する為に、
全力で取り組むのは、
無駄ではない。
それでも、日常の当たり前に、流されそうになる。
その度に、私は自問自答を繰り返し、
大丈夫、私はまだ、何もやっていない。
と、
自分自身に言い聞かせ、奮起させる。
…。
少しずつ、だな。