旧国鉄久大線を走る蒸気機関車の点検や修理、また格納庫として昭和9年に完成、SLの向きを変えるためのターンテーブルを中心に扇を広げた形になってます。
鉄筋コンクリート造りで、当時の技術の高さをうかがい知る事ができます。
機関車は60―70キロ毎に石炭や水の補給基地が必要で、久大線では豊後森が補給基地に選ばれたみたいですね。
最盛期の昭和23年には蒸気機関車25両の修理が行われ、250人の職員が働いてたそうです。戦時中は軍事輸送の拠点となったため、米軍の攻撃目標にされ、壁面には機銃掃射の弾痕が残っているそうですが…
弾痕は残念ながら見つける事はできませんでした~(;´Д⊂)
蒸気機関車からディーゼル機関車へ切り替わる昭和45年に廃止されたとあります。
原形のまま残る扇型機関庫は全国的でも昭和14年に造られた京都の梅小路機関庫とココのみだそうです♪
興味のない人間にとっちゃこの建物のカテゴリは廃墟なんやろなwww(^^ゞ

威風堂々…美しい造りですよ。。。

ターンテーブルと操作台。。。




排煙用のダクトですね…
天井はススでしょうか、真っ黒です。





さすがにレールは撤去されてますが、当時はこの場でSLの点検や整備が行われてたんですよね。





老朽化のため内部は立ち入り禁止になってますので、くれぐれも立ち入りは自己責任でw

ではまた($・・)))/