絵本で、安心して気持ちが話せる「場づくり」の担い手を育む -115ページ目

絵本で、安心して気持ちが話せる「場づくり」の担い手を育む

~絵本で、安心して気持ちが話せる場づくりの担い手を育む~
NSプロジェクト代表
絵本道®マイスター
更家 なおこ

「道しるべ」の役割

 

 絵本「道しるべ」は「気持ち」という目に見えないものを、目に

見える形として伝えるためのツールです。

主人公を動物の姿にしたのは年齢や性別、国籍に関係なく

自分自身をスムーズに投影できるようにするためです。

読者は主人公と自分を重ね合わせることによって、「現在(いま)の

気持ちの居所」を確認できます。

「私は今、泣きたいんだ」「私は今、怒りをがまんしているのかも

しれない」と、心の奥底にあった感情が道しるべによって引き出され、そのように感じるかもしれません。

ただ感じてその気持ちに寄り添ってみてください。

「道しるべ」を見ている途中で気になるページがあれば、なぜ気に

なるのか手を止めて考えてみてください。

「気になる」とき、そのページの気持ちがうまく表現できていな

かったり心の奥に閉じ込めてしまっていることがあるようです。

「何がひっかかっているのかな」と思い、自分と対話することには

とても意味があります。

なぜならその時間は自分自身と向き合い、自分を大切にしている

時間だからです。

 

 

「道しるべ」はどんな時でもほんの少し視点を変えると生きている

景色が変わることを思い出してもらうためのツールです。

主人公を案内するのはもう一人の自分「ラインくん」です。

帽子の先には光るちょうちょがとまっていて、主人公が暗闇から

抜けようとする瞬間に飛び立ち、主人公の背中をそっと押して

くれます。

ラインくんはいつもつかず離れず主人公の近くにいて見守っています。最もつらいとき、誰かそばにいてほしいと思うとき、ラインくんは

そっと主人公に向き合います。

帽子のちょうちょが光を放ちながら主人公を導く瞬間、「希望の

光は自分自身の中にある」ことに気が付いてもらえるように。

自分を癒すのは自分自身であることを思い出してもらえるように。

 

 絵本「道しるべ」が持つ本当の力は複数で共有することで

発揮されます。

ここまでは、道しるべそのものによって心の奥と対話する大切な

きっかけづくりとしての役割を見てきました。

実は「道しるべ」にはもう一つ重要な役割があります。

「道しるべ」を通じて呼びさまされた感情や思い、語られなかった

物語を他者と共有することです。

 

その際、不思議なことがよく起こります。

それは他者との共有により自分自身の感情、思い、物語が

引き出されるのですが、偶然ワークに参加したはずの方々が

お互いに非常によく似た経験をしていることが徐々にわかって

くるのです。

様々な環境や年齢・性別なのにいろいろなところで重なっている

ことから「自分以外の人もよく似た感情や思いを持ち、物語を

経験している、自分は一人ではないんだな」と他者との深い

つながりを感じられることにつながるのです。

そんな風に

絵本の活動を続けて、10年

東北の地で「絵本で感じる10年展」をお届けします

モチーフになっている絵本作品はすべて教室の生徒さんの作品です

活動で生まれた絵本道のノウハウを詰め込んだ絵本教室

その「場」で生まれた絵本作品は

日々懸命に生きる人々の人生とどこか必ずリンクします

 

絵本が生まれた背景は人形劇で表現され

そのあと絵本読み語りライブで

じっくりゆっくり絵本の世界を味わうと・・・

 

記憶の引き出しが穏やかに開いて

あなたの物語が静かに再生されます

湧き上がってくる思いを

描画にしたり

語り合ったり・・・

 

そうやって、絵本の世界に浸っているうちに

いつの間にかこころが穏やかに癒され

整っているのを感じられます

 

この感覚を、東北でお伝えしたい

この10年、何を学び、感じて、全国に伝え続けてきたのか

共に感じあえればと思います

 

絵本の活動について、ご興味ある方

教室で学びながら一緒に活動しませんか

体験&説明会はこちらです

2021年

8月7日(土)は受付終了

8月8日(日)15:00~16:30

8月18日(水)10:00~11:30

8月21日(土)15:00~16:30

8月26日(木)14:00~15:30

 

                 1回90分 体験セミナー 3500円

                 場所は芦屋駅徒歩5分程度です

                 お申込みの方にお知らせします

ご希望の日と共に、下記に

お名前と連絡先をお知らせください

ehondokansai@gmail.com

「絵本道関西」事務局