東日本大震災のこころ支援から培ってきた
絵本の場づくりノウハウ
地元の活動 なだ実践ゼミのご協力のおかげで
ようやく、地元神戸の地域防災の為に役立てる
機会をいただきました!
お届けしたのは、灘区鷹匠中学校の防災ジュニアの
みなさん
なんと総勢340名!
「安心して気持ちが話せる場づくり」
を感じてもらうために
アートセラピーをベースにした
描画ワークも取り入れました
模造紙を真ん中にした
グループ 54チーム!
「なにするんだろう?」
と不思議そうなみんなに向けて
クイズやイメージ出しなど、常に双方向の
やりとりをしながら
被災地では、建物や物資の補充だけでなく
こころを守ることがどれだけ大切なことかを
お伝えしました
まず、自分のこころは自分が守る
次に大切な人のことを考える
この順番も胸に刻んでもらえたら
うれしいなぁ
そして読み語りワークのための
絵本『もりのおちばリレー』も
グループに1冊用意しました
被災した直後、避難所では
不安と緊張、さまざまな思いがこころに重くのしかかり
とても気持ちが話せるような雰囲気ではありません
地域の人々すべてが一瞬にして被災した
状況下ではなおさら難しい
そんな時、絵本が一冊あると
ゆっくりと肉声で絵本を読むひとときが
生まれます
おだやかな空気の中
肩の力が抜けるほっとしたひととき・・・
気持ちを話してもいい
話さなくてもそこに居るだけでいい
そんな安全な場が絵本でつくれるんです
誰でも絵本の場づくりができること
それは、今から取り組むことが大切
みんな、ほぼ初めての読み語り体験ですが
ぎこちなく、でも楽しく絵本を読み合い
お互いに聴きあう素敵な時間が流れました
終了後、この講演のためにご準備くださった
先生から「楽しかったぁ!」と
満面の笑みをいただきました(^^♪
こちらこそ、楽しかった~




