こんにちは〜!

 

 

先日我が子が3歳になりました!^^

 

 

お誕生日当日、それは浮かれていて

プレゼントを買ってもらってさらに浮かれ

浮かれている様子に親もニッコリ。



休日だったので一日中遊び倒して

夜はぐっすり熟睡でした。

(親も遊びに付き合っていたので

へとへと熟睡でした)

 

 

毎日一生懸命に生きて、

成長している我が子から

学ばされることが本当に

たくさんあります。

 

 

そして、こんなにも誰かを愛おしいと

思うことは今までなかったなぁ。

 

 

わたしたちのところに

産まれてきてくれて

本当にありがとう!!

 

 

・・と恥ずかしげもなく言えてしまう

親バカの威力は本当にすごいです。

 

 

 

 

我が子が3歳ということは

わたしもママになって3年。

 

 

今年に入ってイヤイヤが本格化して

困る場面が増えてきたので、

こちらの一冊を手に取りました!

 

 

本書に書いてあることを絶賛実践中なんですが

タイトルにも書いた通り

我が子のグズグズが激減しているんです!

 

 

親のイライラも減るし

子どももご機嫌な時間が増えてる気がする!

 

 

イヤイヤ期MAXの今

手にとって本当によかった一冊です!

 

 

「ペアトレ」=

「ペアレント・トレーニング」

とは何かというと

 

 

相手を認め、自分を認めるコミュニケーション

自尊心を高め、イライラ・ストレスを減らして

穏やかな毎日を送れるようにするプログラム

 

 

だと本書には書かれています。

 

 

「トレーニング」と書いてあるものの、

やることはとってもシンプルです。

 

 

①子どもの「好ましい行動」に

注目し、ほめてあげる

 

 

②「否定的な注目」をしない

好ましくない行動に注目せず

やめるのを待つ

 

 

③危険な行動など許し難いものは

徹底して制限する

 

 

この3つをベースに

日常で子どもとどう関わると良いのかが

マンガでわかりやすく描かれています。



目から鱗だったのは

②「否定的な注目をしない」

ということ!



③ほど危険ではないけれど

好ましくない行動に対して

(公園でもっと遊びたい!とぐずるとか)

親はつい「早く帰るよ!も〜」とか

イライラ言っちゃいがちなんですが、



ここは

「無」の感情でスルーするのが

ベストなかかわり方なんだそうです。



好ましくない行動に

ネガティブな反応(イライラ、ため息とか)

をすると、子どもはどんな反応であれ

「親が反応した!」と受け止めて

余計に好ましくない行動をしてしまうのです。



なるほど・・と深くうなずいたわたしは

さっそく「無でスルー」を実践中です。

グズグズがゼロにはならないけれど

こっちがネガティブな反応をしないから

お互いヒートアップしなくて良いかも!

という感じです。



とはいえ、子育てですもの

そんな簡単にはいかないですよね・・

 

 

本書では

意識してやってみたけどうまくいかない

思い通りにいかないんだよな〜

というリアルな日常も描かれていて

「100%を求めず25%でほめよう」など

対応策もいろいろと書かれていて

ほんとうに実践的で勉強になる一冊でした!

 

 

ペアレントトレーニングは

発達特性のある子どもたちに向けた

療育プログラムとして

開発されたものですが

 

 

内容を知ればどんな子どもにも

好ましい影響を与える関わり方だと

感じましたし、

 

 

実際にやってみて、わたしも子どもも

今まで以上に穏やかにコミュニケーションが

取れていると強く感じています。

 

 

実際にやってみて

強く感じたことがあって、

それが

 

 

①子どもの好きなところ、

好ましい行動を「具体的に言葉にして」

ほめることって今まで

そんなにしてなかったかも!

(むしろ、日々できていることをスルーして

「できないこと」に目を向けて

注意することが多かったかもしれない・・)

 

 

ということと

 

 

②ポジティブな声かけが増えると

子どもはもちろん、わたし自身も

良い気持ちでいられて嬉しい!

子どもの好きなところを改めて認識して

より子どもが愛おしく感じるようになった!

 

 

ということでした。

 

 

忙しさで子どもとの関わり方が

ついついおろそかになってしまって

いたかもなぁ、、と

反省もしました。

 

 

3歳の一年は、今までよりグッと

成長することが多いだろうし、

自分で色々やっていくことも増えるから



子どもの成長を良い意味で

「見守れる」母であろうと

本書を読んで改めて思いました。

 

 

気になった方は

ぜひ読んでみてくださいね〜

 

 

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こんにちは〜!!

あっという間に2ヶ月も更新が滞ってしまった〜(´;ω;`)

お久しぶりです。

通りがかりの人は、のぞきにきてくださり

ありがとうございます。

 

 

更新していない間、いろんなことがありました。

 

 

友達の結婚式で東京に遊びに行ったり

(ひさびざにドレスアップしてテンション上がった!)

仕事内容が変わったり

(一年ごとに仕事が変わってる。キャリアとは・・)

投資で大損が確定したり(´;ω;`)

騙されそうになったり(´;ω;`)

 

 

悲喜こもごもな2ヵ月間を

過ごしておりました。

 

 

我が子は来月で3歳!

最近はどんどんおしゃべりになり

自我もはっきりしてきて

イヤイヤの主張も激しくなってきました!

 

 

ですがわたしが言ってることも

ちゃんと理解していて

(イヤイヤ言いながらも納得してくれてます)

成長を感じます^^

 

 

体力もついてきて暖かくなった今、

休みの日は毎日2〜3時間

公園業務をしています。

(業務って言いたくなるぐらいハード)

我が子は砂遊びにハマっています。

 

 

親的にはキツイけど

こうやって遊ぶのも期間限定だろうから

なるべく遊びに付き合って

公園時間を噛み締めたいと思います。

 

 

 

 

我が子の成長とともに

ぐんと減ってしまった読書時間ですが

合間をぬって読書会もしてました^^

今回の課題図書はジョージ・オーウェル「動物農場」。

 

 

イギリスの「荘園農場」で

人間にこき使われていた動物たちが

反乱を起こし、自分たちだけで営む

「動物農場」を作り上げていく物語です。

 

 

動物農場では

いち早く文字が読めるようになった

頭脳明晰な豚がまとめ役となり

働き者の馬、理解力の乏しい従順な羊、

鶏、ずる賢い猫などを統率し

農場の運営をしていきます。

 

 

人間たちに支配されていた時よりも

自由に、自分たちの意思で行動できることに

動物たちは喜んでいましたが、

彼らの働きぶりは変わらず、むしろ

働く時間が徐々に増えていきます・・

 

 

まとめ役の豚たちだけが

統率のために必要だからと

特別な食事、特別な寝床を得ていることに

動物たちは違和感を覚えますが

反抗したものは追い出されてしまい、

次第に誰も反抗しなくなっていきます。

 

 

豚たちは従順になっていく動物たちに

気をよくして、どんどん自分たちだけが

優位な立場に、利益を得られるように

仕組みを変えていき・・。

 

 

というあらすじです。

 

 

本作は1945年、

第二次世界大戦終結時に書かれたもので

ロシア革命後のソ連の権力構造を

動物たちになぞらえて描かれたそうですが

(そのため出版するのに非常に苦労したそうです)

 

 

「ずる賢い支配者」と

「思考停止で何も言えなくなり、

どんどん立場が弱くなる大衆」

という構図は昔に限らず今の時代も

至るところにあるのではないか?と

ヒヤリとした感覚を覚えました。

 

 

今、いろいろあって宅建の勉強をしているのですが

(突然話が脱線してすみませんw)

民法の勉強をしていて、話が抽象的で複雑で

頭がパンクしそうになっています。

 

 

こんなに周りくどくて細かいことを

いちいち覚えていられないよ!!と思うのですが

こうした細かい法律を作ったり変えたりしている

政治家たちと「豚」の姿が重なって見えて・・

 

 

知らないまま従順に生きていたら

自分の立場がどんどん弱くなるかもしれない・・と

恐ろしくなり、勉強にやる気が出てきました。

 

 

思考停止の「羊」から脱却して

少し物知りな「馬」であれるように

頑張りたいと思いました。

(10月下旬に試験があるので、それまで勉強がんばります)

 

 

法律や政治に限らず

人が集まって一緒に行動する場面では

必ずまとめ役がいますよね。

部活とか、アイドルグループとか。

 

 

そんな「小さな社会」まで考えると

「ずる賢い豚」も人ごとではなくて

自分が豚になるかもしれないし、

何も考えなかったら羊になるかもしれない。

 

 

羊だったとしたら

まとめ役と大衆、という構造すら

見えないと思います。

それはハタから見たら不自由に見えるけれど

苦しい現実を知らないという点では

幸せかもしれない。

 

 

そして自分はこの社会だったら

どんな立場なのか?

 

 

などなど、

本当にいろんなことを考えさせられた

良書でした。

 

 

実はこちら、公文のすいせん図書で

おそらく中〜高校生向け?

 

 

 

 

いずれ我が子にも読んでほしい名作です。

感想を語り合えたらいいなあ。

 

 

母業や仕事に奔走する日々、

忙しさに思考が止まりそうになりますが

改めて気を引き締める良いきっかけになりました。

 

 

また更新します!


 

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こんにちはー!

 

 

わたしごとですが、3/18で34歳になりました!

自分おめでとう!

 

 

34歳になって早々風邪をひき

いまだに治っていなくて(咳がしつこいです)

体力の衰えを突き付けられていますが

なんとか元気にやっています。

 

 

「風邪をひいたら若返る」と

野口整体の野口晴哉さんは言いますから

(気になる方は下記ブログ参照!)

 

 

 

 

風邪をひいたことで自分の身体が整い、

強くアップデートされていることを期待して

無理せず過ごしたいと思います〜

 

 

 

ということで

34歳一発目に読了した本は

黒川伊保子さんの『夫婦のトリセツ』です。

 

 

なぜこの本を手に取ったか、

言わなくてもわかる気がしますが・・

 

 

また、またまた

夫婦喧嘩をしたのですよ・・

(何回目ですか?疲れた・・)

 

 

喧嘩とは言えないかもしれない。

わたしの些細な一言に夫が激昂して

3日ほど口を聞いてくれなかったという

事件がありました。

(仲直りした直後に熱が出て、

絶対夫のせいだと思いました笑)

 

 

夫は仕事がいつも以上に忙しくて、

そんな中で家族旅行に行って

時間がなくて余裕がなかったのだと思います。

(夫婦の誕生日が1週間違いなので

ふたりの誕生日祝いということで

一泊の温泉旅行に行きました)

 

 

旅行はとっても楽しかったのですが

夫→その間仕事が溜まっていくストレス

妻→準備や片付けや子の体調管理やらでストレス

でお互いストレスも溜まっていたんでしょうね。

 

 

それで帰ってきてから

余裕のなさからイライラして、

わたしの一言が夫の逆鱗に触れて

「もういい」とシャットダウン状態に。

 

 

いつもより余裕のない時に

シャットダウンされると本当に困る・・

しかし、このモードになったら

自分が何を言っても通じないので

夫の怒りが落ち着くのを待つしかないので

冷たい空気の中数日耐え抜きました・・

(えらいよ自分・・お疲れ様・・)

 

 

夫とは交際から数えると

15年の付き合いですが

いまだに何を考えているのか

よくわかりません。

聞いても「何が?」と

的を得た返答がありません。

 

 

だからと言って毎回正面からぶつかるのも

体力的にもうしんどい。笑

 

 

ということで黒川さんから

夫婦関係改善のヒントを得るべく

「決定版」と題されたこちらの一冊を

手に取りました。

 

 

以前、「妻のトリセツ」を

読んだことがあるので

 

 

・問題解決思考な夫

・共感してほしい妻

 

 

といったいわゆる

「男性脳」「女性脳」の基本は

頭に入っています。

 

 

ですが読んだのは随分前で

改めて読み返してみると

勉強になる箇所が多々ありましたし

今後の夫との関わり方のヒントが

たくさんありました。

 

 

「男性脳」「女性脳」と男女で分けたり

決めつけること自体が

ナンセンスだという見方もありますが

 

 

この本の目的は

「自分とは違う考え方のパートナーを

理解し、夫婦間の衝突を減らす」ことですし

夫はわたしとは違う脳の働きをしている

という実感もあります。

 

 

「自分とは違う考え方」を知るための

手段としての「男女脳」という考え方は

自分にとってすごく腑に落ちるので

この考え方を夫婦関係改善に「活用」する分には

良いのではないかと個人的には思います。

 

 

長くなりましたが本題に入ります。

本書は先述した「男性脳」「女性脳」の

違いを解説した上で、

夫婦のすれ違いへの対応策を

夫側・妻側両方の立場に寄り添いながら

まとめられています。

 

 

今のわたしに響いたのは

以下の箇所です。

長いですが、夫婦間のすれ違いに

悩む方にはヒントになることが

たくさん書かれていると思いますので

興味のある方はぜひ読んでみてください〜

 

 

この世の夫婦の心のもつれは、愛が足りないから発生するわけじゃない。

多くの場合、過剰だから発生するのである。

愛があるからこそ、互いの期待が過剰になって、いつの間にかギクシャクする。

(第一章「愛があれば乗り越えられる」のウソ)

 

 

→夫だからこそつい期待してしまう。

そんなことってよくありますよね。

わたしは子どもが産まれてから

夫への「期待」が過剰になったのだと思いました。

 

 

男女は、何万年もそれぞれが果たしてきた役割にのっとって、

脳神経回路の「とっさの優先順位」が正反対に設定されている。

そのうえ、発情し合う二人は、遺伝子の戦略にのっとって、感性真逆の二人なのである。

愛があるからこその、徹底した正反対。それを、互いに相手の心根の問題だと思い込み、

恨んだり、うんざりしている。それが「夫婦」なのである。

(第一章「愛があれば乗り越えられる」のウソ)

 

 

→子なし時代は「お互いないものを補い合ってて

よきパートナーやん!」と思えたんですけどね・・

正反対だからこそ良い面があるということ、

正反対だから仕方ない、ということを肝に銘じます。

 

 

妻たちは、子どもを産んだ後、ことさら夫に厳しくなっていることを

(時には、そのまま一生続く場合も多いことを)、どうか自覚してあげてほしい。

夫には、思ったよりも優しくして、やっと「普通」なのかもしれない。

カッとして、最初に言おうとしたことばを、一回分だけ呑み込むくらいのマナーは

あってもいいような気がする。

(第二章 「話が通じない」の正体)

 

 

→これが一番響きました。

「呑み込む」というマナーがわたしはできていなかった。

子なし時代のままに言いたい放題でしたが

自分ひとりでできない「子育て」を自分の見方だけで

ジャッジしてはいけないということにやっと気づきました。

 

 

男たちが、自分の気持ちを即座に出力できない理由は、

男性脳が、何万年にもわたって、過酷な現場にいたからである。

狩りに出て、あるいは戦いに出て、危険な目に遭っている時には、

自分の気持ちに触れて逡巡している暇はない。

(第三章 夫婦の対話道)

 

 

→ねぇ、どう思ったの?なんで何も言わないの?と

問い詰めてきたことを反省しております・・笑

 

 

沈黙で安全を確認し、ストレスを減衰する男性脳にとって、

「べらべらしゃべる行為」は、非常に危険で、ストレスフルだということになる。

このため、目の前の人が、目的のわからない話を延々と展開すると、

脳が危険信号を発して、なんと音声認識を停止してしまうのである。

目の前の人の音声を、ことばとして認識せず、ただの音響として聞き流すわけ。

音量も、脳が勝手に絞ってしまうらしい。

このため、妻の話がモスキート音のように聞こえるという。

(第四章 男性脳の秘密/男は「おしゃべり」で命を削っている)

 

 

絶対今の聞いてなかったろ!!と

この15年で何回思ったでしょう・・

モスキート音の「ホエホエピー」としか聞こえてなかったなんて、

悲しいし悔しいけど、笑っちゃう😂

 

 

妻は、夫が思っているより何十倍も、家と家族のために心を尽くしている。

そのためには、家族の共感が不可欠なのだ。

夫は、妻が思っているより何十倍も、家と家族を守ろうとしている。

そのためには、集中が不可欠なのだ(共感している暇がない)。

(第六章 夫の知らない家事の世界)

 

 

→ここが本書のまとめのように感じました。

肝に銘じます。

 

 

お互いが、お互いが思うより何倍も

家族のことを思って暮らしている。

ただ、やり方が違うだけ。

 

 

だから過剰に期待したり厳しくしたりするのではなく、

自分のやり方に納得させようとするのではなく、

やり方が違うパートナーを理解して

お互いのやり方を尊重した暮らし方をすることに

エネルギーを注いだほうが夫婦関係がうまくいく

のではないかと思いました。

 

 

わたしは、夫婦の考え方が違うからこそ

「話し合い」で問題解決をしようとしていましたが、

夫の「話すことへのストレス」を

思いやったことはありませんでした・・😂

 

 

多分、夫はわたしの

「なぜ?どうしてこうなった?」

といった細かい問い詰めが嫌だったんだと。

(言ってもすぐ論破されるし笑)

 

 

34歳になっても夫を怒らせ

成長しない自分にがっかりしましたが

学びや気づきは得られた・・

ということにしておきたいです😂

 

 

34歳の目標は

「言いたいことをすぐ言わずに一旦呑み込む」

をマスターしたいです💪

呑み込むことで避けられる喧嘩は

きっといっぱいありそう。

 

 

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長くなりましたが最後まで読んでくれてありがとうございます!

このブログを読んだ方で

夫婦関係に悩んでいる方のもやが少しでも晴れますように!

 

こんにちは〜!!

ブログの書き方を忘れるぐらいお久しぶりです!汗

 

 

子どもが産まれ、

母業に専念すると決めてから

すっかり読書モチベが下がってしまっていますが

ちびちびと読み続けております。

 

 

 

 

最近気になる・手に取る本は

「教育ママ」系の本。

アグネスチャンさんの本のコピー、

すごいパワーワードですよね。笑

 

 

どんなふうに子育てしていきたいのか

自分の心が丸見えで

ちょっと恥ずかしいのですが、笑

 

 

我が子には「魚」をあげるよりも

「魚の釣り方」を教えたいし

 

 

田舎から上京した自分は

勉強がきっかけで自分の可能性を広げられたと

心から思っているので

 

 

我が子には「勉強」を好きになってほしい

「勉強」を苦じゃなくするサポートがしたい

 

 

と母として強く思っています。

 

 

アグネス・チャンさんは香港出身で、

母国の情勢が不安定な中、何よりも

一番の資産になるのは「教育」だという

親の考えのもとに育ちました。

 

 

17歳で歌手デビューし来日してからは

非常に忙しい日々を送りますが

 

 

「お金や名声は流れるもの、奪われるもの。

でも、学んで得た知識は宝物。誰からも奪われない」

 

 

という父の言葉に影響を受け

21歳でアイドル活動を休止し

カナダへ留学します。

 

 

留学を経て学ぶ楽しさを知った

アグネスさんはその後、

スタンフォード大学へ進学し

博士号を取得します。

 

 

ちなみにアグネスさんがスタンフォードへ進学したのは

「職場への子連れ出勤」の賛否を問う

「アグネス論争」がきっかけだったのだそう。

 

 

アグネス論争って結局どうなったんでしょう?

リモートワークが普及した今となっては

論争もしなくなったのでしょうか・・

(個人的にはリモートであっても

子連れで仕事は無理・・絶対邪魔されるから。

てか周りに気を使いすぎて発狂する。

職種や子どもの性格にもよるから

難しい問題ですよね。)

 

 

アグネス論争は話すと長くなるので置いといて、

アグネスさんはそんな自身の経験があるからこそ

3人の子どもに対しても

「教育」に力を注ぎます。

 

 

結果としてアグネスさんは

3人の子どもをスタンフォード大学に

進学させたのですが、

本書は受験のノウハウはほぼ書かれていません。

 

 

幼少期から読み聞かせをしたり

様々な体験をさせたり、

常に子どもに寄り添うよう心がけていたりなど、

「勉強が好き」という気持ちを育む

教育ママの基礎としての部分が

多く語られた一冊でした。

 

 

本書を読んで

大切だと思った箇所が

いくつもあったので引用します。

 

 

・夫婦間で教育方針を決める

我が家は基本何でも話し合うので

子どものことで勝手に進めるということはないのですが

(子ども服とか雑貨はわたしが勝手に買いますが笑)

教育は子どもの人生を左右するものなので

より意識していたいと改めて思いました。

 

 

・教育の全責任は親が持つ

「学校に任せきりにしない」

これも胸に響きました。

自分は教育のプロじゃないし・・と思いがちですが

我が子の人生を左右することだからこそ

親主体で情報収集し、選び、行動する

覚悟を持たなきゃなと思いました。

 

 

・スキンシップを大切に

最近イヤイヤが本格化して

スキンシップを断られますが笑、

短い時間でも、子どもとの時間を

めちゃくちゃ楽しんで、濃密な時間にする

意識をしたいと改めて思いました。

いつまでぎゅーさせてくれるかな・・

 

 

・宿題をきちんと見てあげる

これは自分自身が親に

やって欲しかったことのひとつです。

(仕事で家にいなかったので

勉強を見てもらったことがありません)

自己管理ってかなりしんどくて

小学生の頃公文の宿題ができなくて発狂して

ばぁちゃんにめちゃくちゃ八つ当たりしてました。笑

将来、我が子が発狂しないように

サポートしてあげたいなぁって思ってます。笑

 

 

・中途半端が一番辛い

勉強のフェーズに入ったら常に子ども優先に、

勉強の「わからない」にはとことん付き合う

そんな覚悟が必要だと本書を読んで思いました。

アグネスさんは「ちょっと待って」を禁句にし

とことん勉強に付き合ってあげたそうです・・。

がんばります。

 

 

ひととおり読んで、

バリバリに厳しい教育ママ!!

という感じはせず、

ひたすらに子どもに愛情を注いだ結果

スタンフォードへ進学するほどに

子どもたちがのびのびまっすぐ育った

ように感じました。

 

 

底知れぬ努力があったとは思いますが

努力の部分はサラッとしか書かれていない

ように感じました。

 

 

努力するのが当たり前。毎日が努力の連続。

それぐらい「努力」の意識レベルが

高かったのかもしれません。

 

 

前読んだ「タイガー・マザー」より

全然厳しくない!!と思いました。

タイガーマザーは強烈な一冊だったなぁ・・笑

 

 

 

 

「日常の努力の意識レベルを高くする」

「勉強が当たり前」

「学ぶのが楽しい!!」

というところに持っていくためには、

親が与える環境が本当に大事だということを

本書を読んで改めて強く感じました。

 

 

我が子にとってどんな環境が最適か?

子どもの性格を見極めつつ

自分なりに試行錯誤しながら

母業をやっていこうと思います。

 

 

2歳8ヶ月の今検討しているのは

タブレット型の通信教育。

 

 

去年動画を見せるのをやめて以来

タブレットを我が子に渡してないから

どうしようかな〜と悩み中で

アナログの通信教育も試しましたが

アナログだと保管が面倒で

やっぱりデジタルがいいな〜と悩んでいるのです。。

 

 

どちらにせよ我が子の成長的には

まだ早い気がするので

もうしばらく読み聞かせを続けて

(読み聞かせ5000冊突破しました!)

3歳過ぎてから徐々に「お勉強」っぽいことを

始めていこうかなと思っています〜。

 

 

このブログは読書ブログのはずなのに

もうすっかり教育ママブログ。

 

 

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毎日忙しい中最後まで読んでくださりありがとうございました!

 

こんばんはー!!
新年だいぶ明けてしまいました^^;
今年もマイペースに更新いたしますが
どうぞよろしくお願いします。
 
 
年末年始は寝込んでました・・
紅白、駅伝を見ながら本当の寝正月を
過ごしておりました。
 
 
自分の体調もですが
元旦から大きな災害、事故があって
お祝いムードという感じには
あまりならなかったですよね・・
 
 
そんな2024年のスタートを経て
今年は家族みんなおおむね健康でトラブルなく
穏やかに過ごせますように・・と
心から思いました。
 
 
ダラダラしながら少しずつ読書もしまして
文学部の原点とも言うべき
こちらの作品集を新年一発目に読了しました。
 
 
 
 
文学の道に触れるなら避けて通れない
文豪・芥川龍之介。
 
 
教科書に必ず載っている「羅生門」ほか
数々の名作を発表していますが
彼は35歳の若さで「ぼんやりとした不安」のために
自分の人生を自分で終えました。
 
 
今年34歳になるわたしが
改めてこの作品集を手に取ってみて、
社会経験も家庭もなかった学生の頃よりも
芥川作品の奥深さを味わえた気がしました。
 
 
本書に載っている作品は
以下の21編。
備忘録のために
簡単なあらすじをつけておきます。
 
 
「羅生門」
主人から暇を出され途方に暮れた下人。
荒れ果てた羅生門の楼の上に登ると
とある老婆の奇行を目撃し、
自分の正義感が揺れていく・・
 
 
「鼻」
顎の下まである大きな鼻を持つ
禅智内供(お坊さん)は、周りには
気にしていないように見せていたけれど
本当はずっと鼻にコンプレックスを抱いていて・・
 
 
「芋粥」
気が弱く周囲からいじられがちな
平凡な男が唯一夢見ていたのが
「芋粥を飽きるまで食べること」。
ある日、殿様の気まぐれな厚意により
男の望みが叶えられることになったが
男は複雑な思いを抱いていて・・
 
 
「或日の大石内蔵助」
主人の仇討ちを果たした大石は
話題の人間となっていた。
世間で大石のような仇討ちが
流行っていると耳にするが
不快な気持ちにしかなれず・・
 
 
「蜘蛛の糸」
或る日お釈迦様は地獄をのぞくと
善行を働いた罪人を見かける。
彼を地獄から救おうと考え、
一本の蜘蛛の糸を地獄の底に垂らし、
罪人を導こうとしたが・・
 
 
「地獄変」
偏屈だが高尚な絵師・良秀の悲劇。
殿様から地獄変の絵を依頼され
のめり込んで制作していたある日、
殿様から良秀が望む炎上地獄を
目の前で見せると言われ・・
 
 
「枯野抄」
俳句の聖人・松尾芭蕉の
いまわの際が弟子目線で語られる物語。
師匠との別れに悲しみが溢れるはずが
死後の手続きや自分の立ち回りをどうするかなど、
薄情な気持ちが入り混じってしまい・・
 
 
「奉教人の死」
長崎のキリスト教徒の寺院に
身元のわからない少年「ろおれんぞ」がいた。
彼は周囲から慕われていたが、ある日
町の娘が「ろおれんぞ」の子を妊娠したと言い
「ろおれんぞ」は破門されてしまう。
しかし彼は無実であったことがのちに
重大な秘密と共に明らかになる・・
 
 
「杜子春」
杜子春という若者は金持ちだったが
全財産を使いつくして途方に暮れていた。
そこに老人が現れ、魔法のように財産の
ありかを教えてくれるが、杜子春は
老人のような仙人になる方法が知りたいと言い
老人と共に修行を行うことになり・・
 
 
「秋」
信子は文学の才能があったが
結婚を機に筆を取らなくなっていた。
ある日妹と結婚した従兄の俊吉と会い、
文学への思い、文学論壇を交わした
俊吉との思い出が切なく込み上げてきて・・
 
 
「舞踏会」
明治の鹿鳴館で行われた
豪華絢爛な舞踏会で令嬢明子は
とある仏蘭西の将校と出会う。
きらびやかな思い出は30年以上
経っても色褪せず・・
 
 
「南京の基督」
ある日本人旅行者は、南京で
金花という少女娼婦に出会う。
彼女は梅毒に犯され仕事を止めていたが
ある時やってきた外国人旅行者が
基督のような顔立ちに見えてきて・・
 
 
「藪の中」
藪の中にある男の死体があった。
検非違使が周りに聴き込みをするが
それぞれの言い分にはどうにも
噛み合わない部分があって・・
 
 
「トロッコ」
8歳の良平は、トロッコに乗る
工事員に憧れ、毎日眺めていた。
ある日優しそうな工事員がトロッコを押す
許可をくれ、良平は嬉しくて
いつまでも押していたのだが・・
 
 
「雛」
家計が厳しくなり、家の雛人形が
売りに出されることが決まったが
わたしは最後にどうしても雛を
並べて眺めてみたくなり・・
 
 
「六の宮の姫君」
六の宮の姫君は父母からの寵愛が強く
喜びも悲しみもない慎ましい人生を送っていた。
しかし両親が亡くなったことをきっかけに
姫君の暮らしはどんどん貧しく痛ましくなり・・
 
 
「一塊の土」
嫁のお民は息子の代わりに
大抵の野良仕事を請け負う働き者だった。
姑のお住はお民の働きぶりに感心していたが、
やがてお民の働きに合わせた生活に
お住は疲労を感じてきて・・
 
 
「玄鶴山房」
とある資産家・玄鶴は病に倒れ、
看病に手がかかることをきっかけに
長年妾にしていた元女中のお芳を
自宅に数日呼ぶことにした。
しかし正妻と娘たちもいるために
家の空気はどうしても重苦しくなり・・
 
 
「点鬼簿」
狂人だった「僕」の母、
「僕」の生まれる前に夭折した姉、
病に倒れた父・・
「僕」の人生に関わる死者の記録。
 
 
「河童」
 ある精神病院の患者が話す、
河童の国に迷い込んだ物語。
河童の生活は人間と似ているが
すこし滑稽で、しかし一方で
人間の滑稽さも思い出されて・・
 
 
「歯車」
作家の「僕」はいつしか右目の瞼の裏に
歯車が見えるようになり、
それが「僕」を苦しめている。
歯車だけでなく、世間の僕の評判も
生活のなにもかもが自分を苦しめていて・・
 
 
以上の21編です。
長っ!!って書きながら思いました。
ですが名作ぞろいの一冊で
芥川デビュー?にはぴったりの
一冊だと思いました。
 
 
「点鬼簿」以降の作品は
芥川自身の人生模様が垣間見え
他の作品とは違う趣がありますが
(文学部時代「歯車」のレポートに
めちゃくちゃ苦しんだ記憶・・w)
 
 
どの作品にも
人間の浅ましさと清らかさ
高尚でもあり低俗でもある
というような
人間の両極端な感情、
二面性を感じました。
 
 
「羅生門」の下人は
生きるためには手段を選べないから
悪事をしてでも生きねば・・でも・・と
揺れる思いがありましたが
老婆の奇行を目の当たりにして
その思いが一気に変わります。
 
 
「枯野抄」の芭蕉の弟子たちは
師匠との別れはすごく悲しいのに
肩の荷が降りてホッとする感覚もあり、
そんな自分の薄情さに気づき
驚いている場面が描かれます。
 
 
正義感や恩義を感じる一方で
利己的な思いも拭えなくて・・
という、相反する感情に揺れる姿が
どの作品にも描かれていると感じました。
 
 
そんな矛盾した感情を抱えながらも
人前では利己心などないように振る舞う
人間の「滑稽さ」を皮肉に描いたのが
「河童」なのかなと思いました。
 
 
芥川のその後の人生を考えると
芥川は人間の浅はかさ、浅はかな気持ちを
隠そうとして隠せない滑稽さが
嫌になってしまったのでしょうか。
 
 
そんな人間に向き合い、
書き続けることも嫌になって
しまったのでしょうか。
 
 
嫌になってきたけれど
妻と3人の子どもがいて
生活のためには書き続けなくちゃ
いけなくて・・
 
 
休みたいけど休めなくて
うまく夜も眠れなくて
どんどん追い込まれて・・
という感じだったのかな・・と
リアルな想像をめぐらせました。
 
 
芥川が人生を終えた時の年齢は
35歳で、夫と同い年。
芥川の一番下の子は2歳で
今の我が子と同い年。
 
 
我が家は家族として
「まだまだこれから」というときです。
そんなときにパートナーとの別れ・・
想像したくもないです・・
 
 
芥川の文豪人生はかなり熟して
いたのかもしれないけれど、
家族としての人生は
「これから」だったはずなのに・・
 
 
芥川の追い込まれている軌跡が見える
「歯車」を読みながら
芥川の妻の文さんの立場を想像して
胸が痛みました。
 
 
 
芥川文さんの追想集・・
ちょっと読んでみたいです。
 
 
死後90年以上経っても
(2027年で100年になります)
読み継がれている芥川作品は
我が子の代でも教科書に載っている
と思います。
 
 
学生時代は
「なんか暗くて怖い話だな・・」
としか思えなかった「羅生門」を
時を経て読むと
人間の本性をより感じられたような
そんな気がしました。
 
 
学生時代に読んでも
まだまだピュアだから
「怖い・・」としか
思えなかったのかも。
 
 
人生経験を積んで
いろんな人を見て
人間の汚い部分も知ったことで
「羅生門」のグロテスクさを
ようやく受け止められた
ような気がします。
 
 
長い人生、生きていれば
人間の(自分の)浅ましさ、汚さに
向き合わざるを得ないので
 
 
心の準備として大人になりきる前に
「羅生門」のグロテスクな感情に
触れておくのはある意味
大切なことかもしれません。
 
 
我が子が読むとしたら10数年後?
まだ載ってるかな?w
めちゃめちゃ遠い未来ですが
いつか感想を語り合いたいです。
(その時までこのブログを
続けられていたら嬉しいな)
 
 
あらすじをまじめに書いたら
ブログがものすごく長くなっちゃいました。
 
 
ここまで読んでくれた方へ、
いち主婦の感想を読んでくださり
ほんとうにありがとうございました^^
 
 
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