こんにちは!
ブログとってもお久しぶりです!
危機的な何かがあったわけではなく
家族みんな元気に健康に過ごしています^^
なんならここ数ヶ月は一度も風邪をひいておらず絶好調!
この数ヶ月ブログを止めていたのは
生活を整えていたからです〜。
体調管理やダイエット、
断捨離、家の整理などなどに勤しんでおります。
赤ちゃん時代から敷きっぱなしの
ジョイントマットやベビーガードを処分し、
家の中が広く、そして超スッキリになりました・・!
↑ビフォーアフター写真撮っておけばよかったな。
まだまだ整えるところだらけなので
今年いっぱいやり切りたいと思ってます。
そんな中で読書会があったので、
ひさびさに読書しました!
課題図書は、読書会がなかったら
永遠の積読になっていたであろう
オーウェルの「一九八四年」です。
超監視社会となったイギリスを舞台に、
歴史を改竄する仕事をしている
主人公・ウインストンの反抗と
圧倒的な権力・支配が描かれた物語です。
この物語では、世界は
「オセアニア」
「イースタシア」
「ユーラシア」の3カ国に統合され
3カ国間で戦争を繰り返しています。
イギリスは「オセアニア」のひとつで
「ユーラシア」「イースタシア」の
どちらかが敵国、同盟国となり
その状況が数年おきに入れ替わるため
戦争は一向に終わりません。
オセアニア国内は
「ビッグ・ブラザー」が率いる党の
独裁政治が敷かれており
党の意向で物資の配給量が決められます。
しかしいつまでも終わらない戦争のため
物資はどんどん不足し、人々の暮らしは
一向に豊かになりません。
物資の乏しさを大衆に悟られないように
党は都合よく情報を改竄し、
大衆に嘘の情報を知らせていました。
主人公のウインストンは
党内で情報を書き換える
仕事をしていました。
党内部の人間は
自宅や職場、街の至る所に
「テレスクリーン」という
監視カメラ兼国営テレビで
行動の一部始終を監視されており、
反抗的な行動・言動はもちろん、
少しでも不審な行動をすれば
「思考犯罪」の罪で捕まってしまいます。
捕まった人たちは一切の姿を消し
住民の記録も抹消されてしまいます。
存在自体がなかったことにされるのです。
これまでもウインストンの両親、同僚、
その他大勢の人が「蒸発」させられており
いつ自分が消えてもおかしくないと
ウインストンは思いながら仕事をしていました。
ウインストンは党に従順な姿勢を見せながらも
いつまでも良くならない、
むしろどんどん貧しくなる暮らしに疲弊し、
党への不信感や反発心を拭えないでいました。
そんな彼の転機となるのが
ある日闇市場で手に入れた
一冊のノートとペンです。
ノートに自分の思考を書き留めることは
重大な「思考犯罪」のひとつで、
ウインストンは禁忌を犯す恐怖に震えますが
ペンを持つ手は止まらず、こう書き留めます。
「ビッグ・ブラザーをやっつけろ!」
そう書いた自分に驚きながらも、
言葉の力に奮い立たされたウインストンは
少しずつ反抗的な行動を取っていくのですが
ビッグ・ブラザーは
ウインストンよりもずっと
うわての存在だったのでした・・。
前半は超監視社会の世界が
ここまで極端でなくても
現実にありそうなヒヤリ感、
後半では自然災害に太刀打ちできない
個人のちっぽけさ、無力さのような
絶望感を感じられる
なんともダークな気持ちに浸れる
一冊でした・・
以前、「夜と霧」を読んで
身体的に支配されても
心の中までは支配されない
それこそが人間に残された最後の希望だと
いうことを強く感じたのですが、
「一九八四年」は
その希望をも打ち破る
圧倒的な支配が描かれていて
この物語の世界で
生き抜く方法はたった一つ、
党の方針に「心から従順」であること。
「自由が奪われている」という
疑念すら浮かばないほどに
従順であることです。
この世界では
「不都合な真実」を知り
どうすれば良くなるかを考える人よりも
何も知らず、何も考えずに
貧しい日々を送っている人のほうが
幸福度が高いかもしれません。
何も知らない、考えない人を増やすこと。
それが「ビッグ・ブラザー」のねらいだと
読みながらわかったとき、
権力者の残虐非道さに心からゾッとしました。
権力者によって隠されている
「不都合な真実」は現実の世界にも
きっとたくさんあると思います。
令和のデジタル社会において
いろんな賢い人の発信を見られることで
不都合な真実を知る機会は
増えたと思いますが
情報が多すぎて
選り分けるだけで疲れてしまい、
結局娯楽を消費するばかりになって
不都合な真実を知るまで辿り着かなくて
結果「何も知らない、考えない」ことに
つながっているんじゃないかと思い至り
思考停止の身近さにドキっとしました。
もう学生じゃないし
子育てや仕事があるし、、
と思って自分に大切なことを
「知ること」「考えること」を
後回しにしていたら
人生の楽しみとか、生きがいとか、
究極は「自分自身」を
失ってしまうんじゃないか?
と怖くなりました。
なぜこの世界はこうなっているのか?
なぜわたしはこんなに疲弊しているのか?
こうすればもっとよくなるんじゃないか?
自分にもっとできることはないか?
そんな日常から出てきた疑問を
知りたい!と思い、
時間をかけて考えながら
試行錯誤していくことこそが
人生なんじゃないでしょうか。
この物語で一番怖いのは
そうした人生の根幹となる
思考、好奇心を奪われることです。
人の人生、生きがいを
まるごと奪ってしまう
オーウェルの世界観が
実現しないように
我が子とより豊かに暮らせるように
これからもっと世界のことを
知りたいし考えたい。
知らない世界を知るために
自分の視野を広げるために
思考停止にならないように
「なんで?」と問い続けるために
やっぱり読書は必要だ・・と
この物語を読んで強く思いました。
オーウェル作品を読んで感じた恐怖を
忘れないでいたいです。
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