今朝、ズムサタで「望遠レンズ女子」なる女性が
最近増えているとやっていました。

NRBS

望遠レンズ女子……また新たな言葉ですよ(;´ω`)
しかも語呂が悪い(笑)

まぁ、マスコミの言葉遊び
べつにいまに始まったことではありませんが、
ちょっとここ2~3年あまりにひどすぎる気がします。
とくに「○○男子」やら「○○女子」やら。

多すぎないですか(´Д`;)?

「自己完結男子」とか、もうわけわかんねーよ(つДT)

なんでも男子やら女子をつければ
ひとつの「生態いっちょあがり!」
……みたいになっちゃってる気がします。

こういう新語を造って流行らせたがるやり方が増えたのって
マスコミ報道の品質低下と反比例してる気がしますけどね。

意図的にバカを増やそうとしてることなのか……(;´ω`)


それとは少し違うんですが、スポーツの日本代表につける愛称。
これも最近ひどくないですか?

最近は、女子アイスホッケー日本代表の愛称が
スマイルジャパンに決まったとかやってました。

NRBS
ハロっぽい(笑)ロゴはよくできてると思いましたが(スティックモチーフ)


「ピンチでも笑顔を絶やさず、
 楽しんでプレーするチームの特長が愛称になった」


って……安易すぎんか(´Д`;)?


この風潮ってのは、それまで各競技の日本代表は
「トルシエジャパン」とか「王ジャパン」のように
「代表監督+ジャパンが常だったのを、
第2回WBCの原監督が控えるよう提案し生まれた
「侍ジャパン」以降から増えてきた流れだと思うんですが、
世界的にも知られている日本人が持つ侍魂から
名づけられたという点でまだわからないこともないんですよね。

結果、優勝。

「侍ジャパン」という単語は広く浸透し
日本中に知れ渡ることとなりました。

ところが、言葉遊びが好きなマスコミが主導で(?)
各競技の日本代表にそれぞれ愛称をつける流れができてしまったわけで。

まぁ、野球やサッカーなど、黙ってても人気があって
動員が見込めるような競技ならいざ知らず、
知名度は高くても動員が伸び悩んでたり
マイナーな競技とかはその「愛称をつける」ということ自体が
プロモーションの一環になってしまったんでしょうね。

愛称を発表するだけで取材が来るし、
少なからず宣伝効果が出てくるでしょうし。


でもねー……
あまりに浅すぎますよ(´_`。)

「望遠レンズ女子」とかは、
百歩譲って日本国内で内輪で楽しむだけっぽいし
それくらいならいいのかもしれませんが、
スポーツの日本代表ってのは世界に出て行きますからね。

まぁ、幸いにも「なでしこジャパン」は
世界にもポジティブ伝わりましたが、
それはワールドカップでの優勝という極めて高い価値があったのと
「なでしこ」という言葉が極めて日本的だったからなはずです
(「侍」も「なでしこ」も、古きよき日本の美が詰まってるんですよ)


「スマイルジャパン」に同じことが起こると思いますか?
「火の鳥NIPPON」に同じことが起こると思いますか?


……競技普及の側面もあるので全否定するのもどうかと思うんですが、
世界へ出るものに対し、こういう日本らしさのない
安易なネーミングはやめてほしいですね。

やるならもっと日本らしさを感じさせるものにしましょう。

それができないならスローガン程度に留めてほしい。
愛称じゃなくってね。


……気にしすぎですか(´∀`;)?