NRCコーチの吉澤です。
NRCの練習会のトレーニングの流れを解説。
①準備体操
走るときに必要な部位を重点的に動かしていきます。
■肩甲骨回り
両腕前回し→両腕後回し→交互に前回し→交互に後ろ回し→右前・左後ろ回し→左前・右後ろ
■股関節周り
右脚正面引き上げ→左脚正面引き上げ→右脚横に引き上げ→左脚横に引き上げ→右脚・正面・横交互に引き上げ→左脚・正面・横交互に引き上げ
②ウォーキングストレッチ
■歩きながら3歩に1回ストレッチ
太もも前(つま先をお尻に近づけて持つ)→お尻(ひざを胸に抱える)→太もも後ろ①(軽く脚を前に踏み出し体を倒す)→太もも後ろ②(脚を前に大きく振り出す)→脚の付け根(脚を大きく前に踏み出す)→太もも内側(膝を外側に開きながら腰を落とす)→軽くランニング
③スイッチ運動
■走るときに使いたい動き・筋肉に刺激を入れる運動
肩甲骨と骨盤の連動→ランニング
太もも後ろ→ランニング
体幹→ランニング
脚全体→ランニング
④筋トレ
2月は普段使っていない筋肉に刺激を入れるバランストレーニング(同時に太ももの内側の強化)
⑤動き作り(ラダートレーニング)
体の軸・姿勢作りを1番の目的としています。
そして、複雑なステップを取り入れているのは、自分の思い通りに身体を動かす(使えるようにする)ということを目的としています。
ランニングフォームを修正していくためにも、自分の動きをコントロールする能力を高めていきます。
⑥ジョギング(ウォームアップ)
各自のペースでメイントレーニングに向けて身体を温めます。
⑦メイントレーニング(インターバル走/ペース走)
ポイントは本番で使いたいランニングフォームでトレーニングすること。
本番で使いたいフォームで走ることで、そのフォームに必要な筋力が作られます。
がむしゃらにトレーニングすることもときには大事ですが、基本的にはフォームが乱れないペース設定・距離を設定して行います。
⑧整理体操
走ったときに使った部分を中心的にほぐしていきます。
各自でトレーニングする際も、この中からいくつか取り入れて実践して継続していくと、自分に合ったランニングフォームの構築につながっていきます!