The world of a dream -2ページ目

The world of a dream

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『ただいまー』

「あ、おかえり!」

『何見てるん?』


って仕事から帰ってきて、
スウェットに着替えながら話し掛けてくるあなた。


「ん?雑誌だよ」

と私は雑誌に目を落としながら返事をする。


『はぁ、今日も楽しかったけど、疲れたわ。』


ドンと私が座ってるソファーの隣に座ってきた。


「毎日、毎日お疲れ様です」

『ありがとう。』


と笑顔で応えてくれる。
わたしは少し恥ずかしくなり、
何か飲む?と聞いた。


『ん、麦茶でいいよ?』

「了解」


わたしは雑誌を閉じてテーブルに置いた。


「はい、章ちゃん。」

『ありがとう』


章ちゃんの手元には私が見ていた雑誌があった。


「あ、見てるの?」

『何の雑誌見てんのかなー思うて。』

「この前のwithだよ!章ちゃんと丸ちゃんのやつ!」


そかー。と良いながら章ちゃんはペラペラとページを捲っていた。


「この章ちゃんと丸ちゃん、ほんとかっこいいよね!」

『ほんま?!』


恥ずかしそうにしてるけど、嬉しそうな章ちゃん。


「いつもニコニコな章ちゃんも、こういう顔するんだね。」


と章ちゃんが載ってるページを見せて言うと、


『ちょ、恥ずかしいからやめてーや(笑)』


ほんとに恥ずかしそうな章ちゃん。


「うーん、こういう章ちゃんも好きなんだけどなー。」

『どっちかと言えばどっちが好きなん?』

「決めなきゃだめ?」

『ちょっと聞いてみたいやん?』


わたしは少し考えた。


「普段はニコニコな章ちゃんが良いな。
でもたまにこういう表情をされたらキュンとしちゃうかな?」


章ちゃんの顔を見たら少し赤くなってた。


『ふふ、嬉しいな。ありがとう。』

「…だけど」

『だけど?』

「こういう顔はあんまり他の人に見せたくないなって思って。」


うわ、私は何言ってるんだろ。
章ちゃんの顔を見れなかった。


『何言うてんねん。』

「うわ、」


私は章ちゃんに抱き寄せられた。


「章……ちゃん……?」

『…………』


章ちゃんは無言になってしまった。


「どうしたのー?」

『お前こそ、そんな可愛えこと言わんでな、他の男に。』

「そんな!言わないよ!」


章ちゃんは少し離してくれた。


『ほんま可愛えな。』


雑誌の中の顔と同じ顔をしている章ちゃんが目の前にいる。


「やっぱり、笑顔の章ちゃんがいい!」


そうじゃないと私の心臓がもちません。


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