「大卒」の経歴は、数年前までは就職のための「チケット」であり、中国の沿海地区の製造業は、学歴が高くない人にも就業機会を多く提供してきた。だがそうした状況は一変しつつある。就職にはコネが不可欠で、若者の間にはそうした状況への不満が募っている。
大学で食品の品質・安全性について学んだ22歳のある卒業生は、「今の中国では人脈が極めて重要になっている」と話す。人脈がなければいっそうの努力を強いられることになり、自身の能力や努力とは関係ない部分で就職活動が決定づけられることに「不公平だ」と不満を漏らしている。
まあ確かに、コネ入社っていうのも不公平といえば不公平…。
ですが、学生の内からいろいろな活動をして、今後の為の人脈を増やす事など、結果として自分のプラスになるように活動するというのもひとつの方法なんじゃないですかね。