東大理IIIに3兄弟を入れたママ、高校も塾も通わせずに京大に3兄弟を入れたパパ、そして高校でビリだったのに、女子学生を慶応に入れた塾の先生。
巷では子どもたちを有名大学に入学させるまでの日々を描いた物語が話題を呼んでいる。中にはベストセラーとして映画化されている作品まである。
早稲田卒業という学歴さえ手に入れれば、何とか自分の人生は開けるだろうと考え必死に勉強し、一浪の末入学。
しかし、入学をしたはいいが目的が「早稲田入学&卒業」だったので、入学と同時にアルバイトに明け暮れる日々。
とりあえず奨学金をもらっていたので、テストだけは何とかいい点数を取るものの、勉学から何か身に付くものを得ることはなく、将来の明確な目標も在学中に見つけることはできなかった。
そして気が付いたら目の前の「おいしい話」に飛びつき、IT企業だと思って入社した会社が「ITのノウハウを駆使した当時は最先端のシステムを使用した風俗」だったという顛末…。
彼はその後もブラック企業を渡り歩いた。
”高学歴だろうがなかろうが、ゴールは大学入学ではない”
結局はこれに尽きるという事です。
どれだけすごい学校を出ていても、その後何がしたいのか。
それが分かっていなければ、何も活かせず、何の意味もないという事ですね。