現地に行く前に、ひとつだけ言っておきたいことがある。
先日、現地で夕方遅くなっても帰ってこない5歳の少年を、母親は心配しながら待っていた。
帰ってきた息子に母親は問いかける。
「どこに行っていたの。こんな遅くまで。」
「友達のチャリンコが壊れちゃったから、助けてあげてたんだ。」
「あなたに自転車なんか直せるわけないでしょう。」
「うん、そうだよ。だから助けが来るまで隣に座って一緒に泣いててあげたんだ。」
この5歳の少年は、どうやって困っている友達の力になってあげるかを真剣に考えた。
そして、その時自分にできるベストを尽くした。
「ベストを尽くす」ということをもう一度自分に問いかけて欲しい。
ここにいる全員、一人ひとりが、現地の仲間に対して何ができるかを考え、自分のベストを尽くせば、
このプロジェクトは必ず仲間のためになる。
自分のベストを体験してみよう。
前回ブログより ~ 『 a cup of coffee project for RESILIENCE 』
株式会社エヌキュージャパン
チームNQ