現地に行く前に、ひとつだけ言っておきたいことがある。


先日、現地で夕方遅くなっても帰ってこない5歳の少年を、母親は心配しながら待っていた。


帰ってきた息子に母親は問いかける。



「どこに行っていたの。こんな遅くまで。」


「友達のチャリンコが壊れちゃったから、助けてあげてたんだ。」


「あなたに自転車なんか直せるわけないでしょう。」



「うん、そうだよ。だから助けが来るまで隣に座って一緒に泣いててあげたんだ。」





この5歳の少年は、どうやって困っている友達の力になってあげるかを真剣に考えた。


そして、その時自分にできるベストを尽くした。


「ベストを尽くす」ということをもう一度自分に問いかけて欲しい。



ここにいる全員、一人ひとりが、現地の仲間に対して何ができるかを考え、自分のベストを尽くせば、

このプロジェクトは必ず仲間のためになる。


自分のベストを体験してみよう。





前回ブログより ~  『 a cup of coffee project for RESILIENCE 』


株式会社エヌキュージャパン

チームNQ


東京都心から発信される、震災関連ニュースや関連メルマガも、現地への配慮とビジネスの都合の両方で、表に出る量が落ち着いてきた感じがする。


そんな中、表舞台には決して出ないが、今、都心の一般人で、必死に東北地方に向けてのスタンバイをしている人たちのひとつが、我々のクライントである企業の人事総務・労働安全衛生スタッフの皆さんである。


今日から、本格的な皆さんの心技体が問われる。

東北地方支援に向けた、災害支援プロジェクトの実働がはじまる。


従業員被災者の方の心のケアや身体のケアは専門家に任せざるをえないが、無事災害を免れた社員の心の支援と、現地に派遣されるスタッフのセルフケアである。現地復興と安否確認で今も先の見えないストレスフルな中、心の二重遭難をいかに防ぐか、ピリピリした人間関係の状態に対する支援が、物量支援とともに、再スタートする。


先週、上場精密機器メーカーグループの人材開発会社より、お声かけいただき、

「これから現地へ派遣される災害支援プロジェクトメンバーに、心のケアの注意事項と、自分のセルフケアの方法を教えてもらえないか!」

「だたし、コーヒー1杯しかだせないけど」 と言って、静かに深々と頭を下げられた。


不思議な安心感が心に広がった。

そして、こんな我々にお声かけいただき、素直に実情をお話しいただいたことが・・・うれしかった。


弊社のHPのトップ画面には、

『 個人とチームのレジリエンス/乗越える力支援 』

~ 最新心理学@現場支援 ~

と綴ってある。


1杯のコーヒーに込められた想いに、なんとかして応えたい。



株式会社エヌキュージャパン

佐伯 充














震災に関するコメントメール・メルマガが多く送られてくる。


吐き気がしてしまう内容は

心理NLP系らしき方々が、

他人が書いたメルマガや、

他人が書いた書物から、

言葉尻をあげつらい、

比較する・批判する・・・


何も出来ない自分を反省しているフリをして、

いつも自分の意思は何もない


いつも人の言葉の引用と、人の言葉の批判だけ

大義がなく、無勉強

自覚症状が欠乏


メルマガを、毎回書くことが義務になり、

続けることの意味のハキ違い


今の心理NLPは、人の助けに成りえない



ある元プロスポーツコーチと、産業医が言ってくれた

全く同じ内容を・・・我々は今後、こいういう人たちと仕事をしていくべきだろう


「たぶん、あの人達は

大人になって、本気で人を励ましたことがないだろう

大人になって、本気で人から励まされたことがないだろう」



株式会社エヌキュージャパン

佐伯 充






3月11日(金)に発生いたしました東北地方太平洋沖地震に
より被災された多くの方々に、心よりお見舞い申し上げます。

また、連絡の取れないご家族・お知り合いがいらっしゃる方々
のお気持ちを思うと心が痛みます。

一人でも多くの命が救われる事を切に願うと共に、一日も早い
復興をお祈り申し上げます。



※ お詫び 3月20日(日) シンポジウム中止のご報告


日本ストレス学会・日本産業精神保健学会共催 国際交流シン
ポジウムにつきましては、甚大な被害が広範な範囲に広がって

いること、また計画停電による交通機関の麻痺や施設管理の不

備等が生じる可能性も大きく、開催を中止とさせていただくことと

なりました。開催を楽しみにして頂いていた皆様には大変ご迷惑

をお掛けしますが、緊急事態によるものとご理解頂きますよう心

よりお願い申し上げます。

今後、両学会は学術的な面で、被災者の方たちのケアに尽力し

てまいりたいと存じます。


※ 「従業員ケア」のご相談に関しまして


総務人事ご担当者、保健師の皆さまより、多くのお問い合わせを

いただきましてありがとうございます。

弊社といたしましても、皆様のご要望にお応えいたしたく思ってお

りますが、スタッフにも限りがございまして、即応できず大変ご迷

惑をおかけしております。提携企業、関連学会と協力し、微力では

ございますが、ご支援させていただきます。

今しばらくお時間をいただければ幸いです。

この度の震災は、とてつもなく大きな悲しみや苦しみを伴っており
ますが、同時に、人と人との絆や温かさ、つながり、強さも感じて

おります。

阪神淡路・中越の大震災を体験したコンサルタント仲間からも支援

の声があがり、また、メディアからは日本だけでなく、世界からも復

興への励ましの言葉が届いているようです。

我々も「NQJapan」として何ができるのかを真摯に考えつつ、微力

ながら支援して参りたいと存じます。


ご報告とお願いまで


株式会社エヌキュージャパン

佐伯 充




昨日の地震で、皆様及びご家族・大切な方々・お取引先様は、ご無事でしたでしょうか。
ご自宅や会社・お出かけ先で被害を受けた方や、ご出張やご帰宅時の混乱で
非難場所で一夜を過ごされた方が多くいらっしゃると思います。

1日も早くこのダメージから皆様及び大切な方々が回復されることを祈っております。
株式会社エヌキュージャパン 
佐伯 充
スタッフ一同