毎日飲んでいる薬(リボトリール)の減薬をして2週間過ぎました。


今回は減薬方法の説明は省きますが、いつも減薬すると3週間後くらいに不調のピークを迎えて、4週間後くらいに体調が落ち着くので、減薬すると1ヶ月は次の減薬はせず、次の減薬は不調が落ち着くまでやりません。


2月に減薬した時は

『不眠症状が出て体調最悪』

『満足な睡眠が取れるようになるまで2ヶ月かかった』

『体調が元に戻ったあとにゴールデンウィーク突入。ベストコンディションで遊びたかった』

『5月は野球の観戦が3回あった』


という理由で、気がつけば最後に減薬してから4ヶ月も減薬していませんでした。



減薬後は『今回はいつ頃から不調が出始めるんだろう』とナーバスになるし、不安症状も少し悪化するので、遊んだり出歩くことを避けてしまいがち。


だけど意識して、少しづつ減薬後でも気構え過ぎずに生活をするように心がけてきました。


それで今回、減薬後2週間で温泉旅行に行ってきました。そろそろ、なにかしら不調が出始める可能性もある時期でしたが、今回の減薬はなんとなく『調子いいかも?』という感触だったので、宿泊3日前に宿の予約をしました。


不安障害やパニック障害で、予期不安や広場恐怖の症状がある方の多くが『当日の体調がどうなるか分からない』という理由で、先々の『約束』や『予約』が出来ないという悩みを抱えていますよね。


私もその1人です。


ほんと、できるなら『当日の体調で行くか行かないか決めたい』と思うくらい、体調やメンタルの状態が日によって違うんですよね。


でも、宿泊なら行きたい宿がお手頃価格で予約出来る確証もないから、事前に宿は取っておきたい。


けれど、減薬したあとは体調・精神面が不安定になりやすいので『今週末に温泉に泊まろうか!』と言われても『んー…予約しても、万が一当日に体調悪かったらキャンセル料かかるし、行けるか自信ないなぁ』ってのが本音。


今回も宿泊日の1週間前に夫に提案されたのですが、その時はまだ『あと数日、体調どうなるか分からないから様子見させて』と即答は出来ず。


3日前になり『んー大丈夫な気がする』と思ったけれど、夫に念押ししまくり( ^_^ ;)


『観光する元気無いかもしれないけどいい?』

『部屋でただ横になって終わっちゃうかもしれないけどいい?』

『助手席で寝てもいい?』


などなど。


夫も『それはそれで仕方ない。運転するのは俺だから、うさ子は気ままに過ごしていいから!その時はその時だ〜』と言ってくれたので『予約しちゃえ〜』で予約しました。


登別温泉〜!


いや〜良かったですねぇ。森の中の露天風呂。開放感ヤバかった。


減薬後の不調は幸い出ることなく、あちこち観光して、夜の温泉街で夕飯を食べて、BARにも入って1杯だけ楽しんでマスターとおしゃべり。


帰りは、BARのマスターからオススメされた、室蘭の『地球岬』にも行ってきました。岬の霧が酷くて何にも見えなかったけど『今度は晴れの日にまた来たいね』と、リベンジの目標もできた。


ナーバスになりがちな減薬後の4週間を『怖がらずに過ごせたら良いのになぁ』と、減薬初期の頃は思っていましたが、少しづつ形に出来るようになってきたなと感じます。


もちろん、減薬のたびに毎回必ずしも今回のように体調が良いとは限りません。ただ、無駄に怖がって本来できることまで避けて家に籠るのは良くないよなーと思って。


そろそろ、なにかしら不調が出始めるんじゃないかなーと思います。その時は、素直に家事を少し休んだり、パソコンの認定試験の勉強を休んだり、とにかく『全力で体を休める』ことに集中するつもりです。


不安障害的にも、広場恐怖的にも、減薬後の体調変化的にも、今回の登別温泉旅行は、自分の成長を感じられる体験になりました。