毎日飲んている薬(リボトリール)の減薬の影響で、一時期に酷い不眠に悩まされていました。

(一応、減薬されている方を不安にさせないように書きますが、体感としては離脱症状としての不眠は、せいぜい1週間くらい。
あとは私の元々の性格(寝なきゃと思うほど眠れない)と、体質(夜型、寝付きが悪い)と、持病の悪化への不安感で過度に神経質になっていた事が原因だったと感じています)


不眠から一ヶ月経つ頃に『いい加減、睡眠薬に頼ったほうが良いかも』とか『減薬した薬を元の量に戻そうか』とか悩んでいましたが、3歩進んで2歩下がるような感じで、少しずつ良くなっている感覚はありました。

経過をなかなか書けなかったのは、3歩進んでも2歩下がってしまう状態だったため『良くなりました』とも『良くなりません』とも言えず、どう書いてよいか分かりませんでした。

ご心配おかけいたしました。

眠くならない、入眠困難、眠りが浅い、中途覚醒、睡眠相後退と不眠のオンパレード。

とりあえず、入眠困難は無くなりました。眠気も取り戻しました。

睡眠相後退(寝る時間、起きる時間が遅い)は、今はまだ後回しにしています。眠くなる前に布団に入ると、余計に眠れなくなってしまうので、今は就寝時間よりも眠気を優先しています。

今日ようやく、不眠になってから初めて7時間以上眠ることができました。

とは言っても、中途覚醒は相変わらずあるし、明日はまた5時間くらいで起きちゃうかもしれませんが、今はちゃんと寝不足のときは『眠い』と感じるようになったので、寝不足でも二度寝で補えば何とかなります。

不眠が酷かったときは、寝不足でも眠れませんでしたからね。

本当なら早く起きて朝の光を浴びて、二度寝や昼寝はしない方が夜の睡眠の質が上がるのは知っているのですが、持病のてんかんに寝不足は大敵。

寝不足のまま1日を過ごすと発作リスクが高まってしまう事もあり、どうしても起床時間よりも睡眠不足解消の方を優先せざるを得ません。

とはいえ、1ヶ月以上も不眠に悩まされて、それでも発作が出なかった事で『ほんの少しだけの無理なら、しても大丈夫そうだ』と、寝不足を過剰に怖がらなくなりました。これは不安障害としては大進歩。怪我の功名ってやつですね。私の不安障害は、てんかんの二次障害なんです。

『いつ発作が起こるか』と常に不安になり、『ここで発作が起きたら』と考えると外出が怖くなり、『怖くなったらどうしよう』と予期不安が起こり、ほぼパニック障害の方々と同じ状態です。

パニック発作もてんかん発作も『急に体が制御出来なくなる発作』という共通点があります。病気的には全く別物だけど。

前は『6時間半しか寝ていないから、二度寝しよう』って感じでした。今は『6時間半寝られたのなら、このまま起きてよう』って感じです。

とりあえず、睡眠薬に頼らず、減薬した薬を元に戻すことも無く(GW終わるまでステイ予定)生活に支障が出ない程度に回復してきました(^^)

心配してくださった方々、ご報告が遅くなりましてご心配おかけいたしました。


【オマケ・対策でやったこと】
・眠くなるまで布団に入るのをやめた(あえての夜ふかし)
・夜、リビングの明かりを暗くした
・掛け布団を減らした
・風呂に入るタイミングを変えた
・睡眠対策に鉄・亜鉛サプリを追加した
・日中のコーヒーをやめた
・眠れない時に頓服の中間作用型ベンゾに頼るのをやめた
・次の減薬を進めるのをやめた
・ナイアシンアミドをやめた
本来、ナイアシンアミドは不眠に効果のあるサプリですが、体がマグネシウム不足の場合は逆に不眠になる人がいる。飲み始めて数日だったので、とりあえず可能性の排除としてやめてみた。