ワカメのようにゆらゆら動くと、全身のバランスが調う
＜ この健康法は
こんな人にオススメです ＞
からだの歪みが改善したい
骨粗しょう症を予防・改善したい
ストレスを感じやすい
何となく元氣が出ない
やる気が出ない
朝までグッスリ眠りたい
低血圧・高血圧
便秘・下痢
首や肩がこっている
からだのどこかに
不調を感じているとき、
その箇所はたいてい
固くなっています。
不調な箇所 ＝ 固い。
だったら、
やわらかくしたらいいんじゃない？
というのが、
この健康法です (^_^)
じっさい、
体調がよいときのからだは
どこにも偏った力が入っておらず
とてもリラックスした自然体。
こうした状態を
意識的につくることで、
不調な箇所を改善してしまおう、
というわけです。
「ゆらゆらワカメ体操」は、
新体道創始者の
青木宏之さんが考案した
「動く瞑想法」。
体力づくりのために、と、
大学に入ってから始めた空手で、
短期間のうちに流派最高段位へと
推挙されるまでになった
飛躍的な伸びの理由は
「からだからムダな力を抜くこと」
「瞑想によって無の状態になること」
という、師匠から授かった
２つの教えだったそうです。
「力みのない、無に近い状態」が
もっともからだの能力を発揮できる。
自然の摂理に適ったこの状態は、
そのまま健幸の秘訣でもあります。
＜ 実際にやってみよう！
ゆらゆらワカメ体操 ＞
もともとは
武道の激しい稽古の末に
生まれた産物のため、
本来なら二人一組になって
おこなうのが理想ですが、
一人でおこなっても
十分な効果が実感できます。
①
足を肩幅くらいに広げて立ち、
肩の力を抜いて、
その場で数回ジャンプします。
飛ぶごとに、からだの力みが
ほぐれていくようなイメージです。
②
からだの力みがほぐれたら、
そのままさらにリラックス。
膝を自然な状態に軽く曲げ、
海の中で揺れている
ワカメになった氣持ちで、
ゆっくり、ゆらゆら動きます。
③
コツは、あまり考えず
適当にやること。
いちばんリラックスできる、
氣持ちのよい揺れかたで
おこなってください。
二人一組の場合は、
一人が海の中のワカメ、
もう一人が
ゆらゆらとゆらめく海の水、
というイメージで、
海の水になった人が、
ワカメの人の肩や胸部、
腹部、腰など、
からだの一部をスーッと
通り抜けるように、
ゆるやかに押します。
ワカメの人は、
海の水にゆられるように、
全身の力を抜いて
からだを任せます。
からだの歪みが調って
氣の流れがスムーズになるので、
風邪の引き始めなどにも有効です。
風邪は、
からだの歪みを調えようとする
自然治癒現象の１つ。
からだがゆるんでいれば
歪みの是正もスムーズに
おこなわれるので、
風邪もスムーズに経過していくのです。
＜ こちらもオススメ！
両手振り運動 ＞
スワイショウとも呼ばれる
氣功法の１種です。
手を前後に振ったり、
左右に捻ったりすることで、
からだ全体をゆるめます。
①
顔とつま先を正面に向け、
足は肩幅くらいに広げて立ちます。
膝は自然な状態で軽く曲げます。
②
自然な呼吸のまま、
手を前後に振ります。
手の振り方と手のひらの向きは、
「後ろに振るときは
重力に引っぱられる感じ、
前に振るときは
手を放り出す感じ」
あるいは、
「後ろに強めに振って、
その反動で自然に前へ振る」
が、よく言われる
手の振り方です。
手のひらの向きも
「後ろに向けるやり方」や
「内側に向けるやり方」があります。
どちらもあまりこだわらず、
そのとき「氣持ちいい」と
感じる方法でおこなってください。
「なんとなくしっくりくる」
と感じる方が、
いまのあなたに
合っているやり方です。
③
出来ればもう１分、
からだの中心線を軸にして、
両腕を左右に巻き付けるように
捻りながら振ります。
（でんでん太鼓のようなイメージです）
＜ もう１分で
さらに効果アップ！！
ゆらゆら金魚運動 ＞
あおむけに寝て
金魚のようにゆらゆら動くことで
背骨の歪みを調整します。
腰痛の改善や快便には、
とくに顕著な効果が期待できます。
骨粗しょう症の予防にもなりますよ。
①
あおむけの姿勢で、
両手を首の後ろで組みます。
足先はできるだけ揃えましょう。
②
腰を中心に、左右へ水平に
ゆらゆら動かします。
金魚が泳いでいるイメージです。
③
からだがゆるんで、
首から腰までまっすぐに
調っていくイメージでおこないます。
初めは1分くらいを目安に、
慣れてきたら、氣持ちいい
と感じるままに続けてください。
＜ こころがゆるむと、からだもゆるむ ＞
「許す、と緩（弛）ますは、
同じ語源。
だから、許すとゆるむんです」
宇宙の法則などについて
たくさんの著書を持つ
小林正観さんの言葉です。
こころとからだは
つながっていますから、
なにかを許すことで
こころがゆるむと、
からだも一緒にゆるみます。
からだがゆるむと、
血流がよくなって
自律神経のバランスが調います。
その結果、
体調がとってもよくなる。
体調がよい状態だと
こころも寛大になっているので
「ゆるせる」範囲も広がるという
よい循環ができあがっていきます。
「過去と他人」を変えるのは
なかなか難しいことですが、
「未来と自分」は、
こころのおきどころ１つで、
いますぐにでも
変えることができます。
ゆるす ＝ ゆるむ ＝ 健康
ゆるすことは、
健幸の極意でもあったんですね。
参考文献
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鳴海周平が代表を務める株式会社エヌ・ピュアの公式サイトです。自然の摂理にかなった本物商品だけを厳選してご紹介しています。