不屈の78号車(MARCH & NOTE Circuit Trial) | モータースポーツ室日記2024

本日

NPCブログには 

アップされたと思いますが

MN-CT 第1戦が

袖ヶ浦にて 開催されました

 

当日の天候は 雨

梅雨時期なので

仕方がないっちゃー仕方ないんですが

ほんと 袖ヶ浦って

雨ばっかだよな!とかも 思いました

そして 今回のトライアル戦で

気合が 入っていたのが

78号車ドライバー

強く降ったり 弱く降ったり

安定しない 天候と 路面に

スピンしてしまう車両も多く

コンディションの 悪さを

実感していました

しかし 彼とは

つい 数週間前に

散水車を使った 練習会を

みっちり 1日やったばかりで

(画像は練習会)

自信を持って 挑める

それは 彼も 

そう思っていた事と思います(画像は練習会)

トライアルでは

雨が得意な ドライバーが 数名おり

結構な タイムで 走行をしていました

ここで 78号車ドライバーは

その トップグループと遭遇

異次元の速さで

雨の中を 走れる 

彼らと遭遇してしまったのは

良かった事なのか

悪かった事だったのか・・

そんな 彼らを 見てしまった

78号車ドライバーの ノートニスモは

濡れた路面での 徹底した練習を

こなしていたこともあって

自然と ペースが 上がっていきました

予定の時間より 早く

ピットインしていた 78号車は

泥に まみれていました

コースアウトしちゃいました・・

そう言われ

まさかと クルマを見に行くと

ボディーの数カ所に

その痕跡が 残っていたのでした

袖ヶ浦 2コーナー

裏ストレートに繋がる

ハイスピードコーナー

速度が 高すぎたわけでもなく

降ったりやんだりを 繰り返す雨に

立ち上がりコースラインでは

砂などが 浮いてきて

異常に 滑りやすい 瞬間が存在しており

その前の周では 滑らず

この周の あとの周回でも 滑らない

たまたまの タイミングというのが

ちょうど 彼が走っている 位置だったわけです

すぐさま 

日産東京チームメカニック達が

状態を チェックして

走れる様に 復旧を始めました

どうする?

これなら 自走で帰れる様にはなるよ

ドライバーと そう話すも

クラッシュしてしまった ショックが隠せず

考えさせてくださいと 言われました

ここで 良かったと思えたのが

今までは 

安全に 帰れる様にだけ 走れ

そう 指導してきたのを

サーキット走行年数も 多くなり

タイムも上がって来た事から

今年から 速く走れる テクニックを

本格的に つけていこうと 話しており

その為にも

走行する為の 装備類も 本格的なモノに

代えさせていたことでした

どんなに 練習しても

ダメな時は ダメなもんなんですよね

その時には こうした装備というのが

最後の 安心につながるワケなんです

メカニック達の 頑張りで

ノートニスモ78号車は

走行に 支障無い様に 復旧

晴れ間が 見えてきて

乾いて来た路面を みながら

このまま 帰るのでも大丈夫だし

このあと 走る事も 大丈夫だよ

ただし

無理しなくて いいから

帰っても良いんだからね

彼に そういうと

走ります!

そういって

コースインして行きました

そのあとの 78号車は

まるで 1本目の クラッシュなど

無かったのかの様に

袖ヶ浦サーキットを 攻めていたのでした

その走りを 見つめていた 僕には

チクショウ!悔しい!

その想いを 走りにぶつけている

彼の 言葉が 聞こえる様でした

 

走り終え

ピットに 戻った 78号車ドライバーは

「吹っ切れました!」

さっきまでの 表情と違い

スッキリした 表情で 答えたのでした

その後 NPC東京の 仲間たちと一緒に

表彰式にも 参加

記念品を もらって

みんなで 検討を称えあっていました

 

ボク

直して

また 走りますよ!

 

そう言った 彼の 瞳には

すでに 次戦 筑波サーキットが

見えていたのだと 思いました

 

仲間たちと 走っていると

何かの時に

仲間たちから ちからを 貰えます

その力を バネにして

飛躍していって欲しいですね (#^^#)